OKIRONについて

趣旨・目的

基地問題をめぐって沖縄と「日本本土」の亀裂が深まっています。

本土の言論空間では、辺野古新基地建設を拒む沖縄の民意に寄り添う側と、敵視する側の両極に分かれる傾向にあるように映ります。一方で、「辺野古」を含む基地問題は「沖縄の問題」としか捉えられない層が多数なのも否めません。

それに加えて、「沖縄ヘイト」とも言うべき悪意に満ちた情報も、発信されるようになりました。差別や偏見を助長する情報が日本社会全般に拡散・浸透し、本土からは沖縄がますます見えにくい状況になっています。

こうした傾向に歯止めをかける試みの一つとして、私たちは本土で沖縄を学び、考えるツールとなるプラットホーム・サイトを立ち上げました。沖縄で起きている現実を踏まえ、各分野の執筆者が沖縄と本土の関係改善に寄与できることを願い、多角的な視点で継続的に情報を発信するウェブ言論空間の構築を図ります。

サイト名の「オキロン」は、「沖縄」を「論じる」の頭文字をとった「沖論」のカナ読みです。また、「OR」を白抜きのアルファベットで強調した「  」のデザインを施したのには、「もう一つの選択肢」を提示する役割を担いたい、との含意を込めています。

「オキロン/OKIRON」では、沖縄に絡むテーマをルポやエッセイ、書評、インタビューなど自由なスタイルで随時お届けします。記事はネット上にアーカイブ形式で保存・蓄積することで、沖縄をよく知らない若い世代や、研究者として沖縄をより深く知りたいと考えている人たちにも役立つ質の高い情報の提供に努めます。多様な価値観を育み、分断を克服する役割を担えるよう微力を尽くす所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

2017年11月

<コア・エディター 松原耕二(TBSキャスター)、宮城大蔵(上智大学教授)、渡辺豪(ジャーナリスト)>

運営態勢

当サイトはコア・エディターと以下のエディター・チームが随時執筆を担当するとともに、時宜に応じたテーマや企画を議論し、掲載内容を検討します。

<エディターチーム 鈴木英生(毎日新聞記者)、平良好利(獨協大学特任助手)、野添文彬(沖縄国際大学准教授)、比嘉盛友(八重山毎日新聞記者)、屋良健一郎(名桜大学准教授)>