NEW 基地 政治 社会 本土紙記者が、沖縄の地元紙記者をして見えてきたこと 村上一樹 2018.04.20 NEW 基地 政治 社会 沖縄をめぐる問題はどのような条件下にあれば動き出すか 前回の論考で私は、「かつては存在した本土と沖縄における強固な政党間連携も、また同じ日本国民としての共感や連帯も、いまでは弱々しいものになっている」と指摘した。[…] 平良好利 2018.04.16 基地 政治 社会 普天間移設22年の定点観測【その3】 2014年7月、安倍内閣は、辺野古埋め立て工事を開始するため事業に着手した。同年11月の沖縄県知事選では、かつて自民党県連幹事長も務めた那覇市長の翁長雄志が「普天間の県内移設反対」を訴え、[…] 山本 章子 2018.04.14 基地 政治 社会 普天間移設22年の定点観測【その2】 普天間合意から10年となる2006年4月。7日には、額賀福志郎防衛庁長官と島袋吉和名護市長が、キャンプ・シュワブ沿岸部に滑走路をV字形に二本建設する変更案で合意した。[…] 山本 章子 2018.04.13 基地 政治 社会 普天間移設22年の定点観測【その1】 2018年4月12日、1996年の「普天間返還合意」から22年を迎えた。生まれた子供が大学を卒業するほどの年月の間、沖縄の基地や普天間飛行場をめぐる議論や状況は、どのように変わったのか、あるいは変わってないのか。そこで本 […] 山本 章子 2018.04.12 基地 政治 文化 コラム 穀雨南風 ②~深夜特急 『ミッドナイト・エクスプレス』という映画をご存じだろうか。 たぶん私が観たのは、大学生の頃だったと思う。いやあ、驚いたというか、ものすごく怖かったのを覚えている。主人公であるアメリカ人男子大学生、ビリーが、トルコのイスタ […] 松原 耕二 2018.04.09 基地 政治 環境 「想定外」だった辺野古軟弱地盤 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設の建設予定地が、「想定外」の軟弱地盤であることが判明した。設計変更は必須との指摘もあり、工事の進捗にも影響しそうだ。 「正直驚きました」 そう打ち明けるのは、沖縄県名護市辺野古 […] 渡辺 豪 2018.04.04 基地 政治 社会 逆説に傾く寄る辺なき民意 沖縄に関するフェイクやヘイトを流すメディアが、主な標的にしてきたのは「基地反対派」だ。気になっていたのは、その浸透力である。「基地反対派」は沖縄社会でも逆風にさらされるようになった。 2月の名護市長選で、辺野古新基地建設 […] 渡辺 豪 2018.04.01 ライフスタイル 文化 経済 アジア視野に動き出した沖縄県産本 那覇市の国際通りに近い第一牧志公設市場の前にある「市場の古本屋 ウララ」という小さな古書店に、外国語の翻訳本を持って台湾からやってくる観光客がいるそうだ。[…] 松田良孝 2018.03.29 基地 政治 社会 ワシントンでの沖縄シンポジウムに参加して【下】 それでは、シンポジウムではどのような成果があっただろうか。第一に、ワシントンという場所で、多くの参加者が集まって沖縄について活発な議論が行われたことは、それ自体、大きな成果だった。[……] 野添 文彬 2018.03.25 基地 政治 社会 ワシントンでの沖縄シンポジウムに参加して【上】 2018年3月11月から16日にかけて、沖縄県の翁長雄志知事は、アメリカの首都ワシントンDCを訪問した(途中サンフランシスコを経由)。普天間基地の名護市辺野古への移設計画に反対する翁長知事にとって、[……] 野添 文彬 2018.03.24 基地 政治 社会 リチャード・アーミテージと沖縄<下> 1996年4月、日米両政府が普天間返還合意を発表した後も、アーミテージにとって、普天間をめぐる問題はまだ終わっていなかった。[……] 山本 章子 2018.03.21 基地 政治 社会 リチャード・アーミテージと沖縄<上> 誰もが初対面でその迫力に圧倒されるという。一点のくもりもなく剃り上げた頭。ほほえんでいても鋭い眼光。そして、日本人の平均的成人男性の太ももほどもある腕を差し伸べての握手。[……] 山本 章子 2018.03.20 ライフスタイル 文化 社会 コラム 穀雨南風 ①~「パンとサーカス」 「考えたくない」 ある大学で沖縄の基地問題についてのドキュメンタリーを見せて、学生たちと論じたことがある。 「沖縄ばかりに基地を押しつけてはいけない」 「でも日本の安全保障のためには必要なのではないか」 彼 […] 松原 耕二 2018.03.15 ライフスタイル 基地 社会 おわりのはじまり 2017年12月の部品落下事故から2ヶ月後、18年2月13、14日、私たち緑ヶ丘保育園父母会は、13万筆にやがて達する賛同の署名を持参し、沢山の思いを背負い上空飛行禁止を求め、要請行動の場、東京の衆議院会館に辿り着いた。 知念有希子 2018.03.08 ライフスタイル 文化 社会 台湾のおしん ことし1月中旬、台湾中部の農村地帯で80代の台湾人女性から話を聞いていたところ、その娘や孫が「うちのおばあちゃんは台湾の『おしん』です」と言っていた。1980年代に放送されたNHKの連続テレビ小説「おしん」は台湾でも放映 […] 松田良孝 2018.03.02 文化 社会 経済 沖縄ビジネス展望~活況を呈する飲食業界~ 毎日新聞の鈴木英生記者が昨年末に、本サイトで沖縄の食文化について紹介されていたが(「沖縄に於ける、おかず、みそ汁、ご飯」)、筆者は県内飲食業界の現状について簡単にご紹介したい。県内飲食業界も好景気の中で少しずつ変化が起き […] 島田尚徳 2018.02.23 基地 政治 社会 「オール沖縄」と世代の断絶~沖縄県知事選へ向けて~ 名護市長選を控えた2017年12月、同市内で基地問題のシンポジウムを開催した、東京のシンクタンクの代表が、討論の中で「沖縄は最後の希望」だと発言した。[…] 山本 章子 2018.02.16 基地 政治 社会 沖縄と本土を新たに結びつけるものは 今回のテーマは、戦後70年におよぶ沖縄と本土の関係を振り返ってみて、その両者を政治的に結びつけたものは一体何だったのか、という問題である。[…] 平良好利 2018.02.14 基地 政治 社会 「閉塞感」という既視感 既視感のある選挙だった。 最たるシーンは、渡具知陣営の演説だ。 「稲嶺市政2期8年で名護市は取り残された。閉塞感が漂っている」 「稲嶺市政」を「大田県政」、「名護市」を「沖縄県」に置き換えれば、そのまま20年前の知事選と […] 渡辺 豪 2018.02.12 基地 政治 社会 見失われる大局観 1997年の海上ヘリ基地をめぐる市民投票以降、名護市民は選挙の度に共同体が二分される過酷な状況におかれてきた。今回の選挙結果について、[……] 宮城 大蔵 2018.02.11 基地 政治 社会 名護市長選挙、それぞれの言葉【下】 小泉進次郎議員の演説が始まる前から、制服を着た高校生が大勢集まっていた。場所は名護高校前の交差点、集まっていたのはもちろん名護高校の学生たちだ。[…] 松原 耕二 2018.02.10 基地 政治 社会 名護市長選挙、それぞれの言葉【上】 「はいさいー、どうもです。名護市出身、具志堅っていいます」 投票日まで4日となった水曜の夜。現職の稲嶺進候補を応援する若者たちが集まる集会で、具志堅秀明さんが軽やかに話し始めた。[……] 松原 耕二 2018.02.09 基地 政治 社会 名護市長選挙の20年 1996年末に普天間飛行場の移設先として名護市辺野古が挙げられた後、名護市では代替施設となる海上ヘリ基地の建設の是非を問う市民投票が1997年12月21日に行われた。結果は、[…] 野添 文彬 2018.02.08 基地 政治 社会 繰り返される歴史~名護市長選と米軍再編交付金~ 2018年2月4日に投開票された沖縄県名護市長選は、三選をめざした現職の稲嶺進氏を、自民・公明党などが支援した名護市議の渡具知武豊氏がやぶる結果となった。[…] 山本 章子 2018.02.06 ライフスタイル 文化 社会 佐藤モニカ「名護の地図」20首 佐藤モニカは千葉県出身の歌人・小説家である。2013年から名護市在住。2014年に発表された連作「キャンベルスープ」は、同年の名護市長選挙の前後の日常を詠んだものである。今回、「キャンベルスープ」の作品と、その後の歌を含 […] 佐藤モニカ 2018.02.04 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その4】正しい国際比較 日本政府は安保改定以来、日米地位協定が「NATO並み」の内容だと主張してきた。そのせいで、同協定を批判する議論はどうしても、[…] 山本 章子 2018.02.03 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その3】「NATO並み」 日本と同じ敗戦国のドイツ、イタリアの米軍地位協定と比べて、日米地位協定は一方的に日本側が不利な内容になっている、という議論がある。[…] 山本 章子 2018.01.30 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その2】基地管理権 2018年の沖縄は、米軍機によるトラブルで幕を開けた。 1月6日、うるま市伊計島の海岸の、住宅地から100メートルほど離れた場所に、米海兵隊普天間飛行場に所属する[…] 山本 章子 2018.01.28 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その1】地位協定以前の問題 沖縄県は2018年1月から、基地対策課の職員を日本と同じく米軍が駐留するイタリアとドイツに派遣し、これらの国々における米軍基地の運用実態を調査している。[…] 山本 章子 2018.01.26 1 2 3 進む