執筆者 波照間陽 早稲田大学大学院博士後期課程 1985年沖縄県生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程。専門は国際関係論、安全保障論。2013〜15年、沖縄県知事公室地域安全政策課研究員。主な個人論文に、「沖縄の米軍基地問題と国際社会」渋谷淳一、本田量久編著『21世紀国際社会を考える』など。 波照間陽の記事一覧 基地 政治 社会 なぜ基地返還は長期化するのか?【下】~韓国と沖縄における米軍再編から考える <「上」で指摘したように、龍山基地と普天間基地はダイナミックな米軍再編事業の一部となった。その過程で、基地返還の条件にその他の案件が合併し、返還を推進するよりむしろ長期化することになった。しかし、現在、両事例の進捗 […] 波照間陽 2018.09.13 基地 政治 社会 なぜ基地返還は長期化するのか?【上】~韓国と沖縄における米軍再編から考える <ソウルの龍山基地と沖縄の普天間基地は、1990年代に返還が合意されたが未だに実現していない。その共通点は、基地返還がグローバルな米軍再編に組み込まれ、その他の基地や部隊の移転と共にパッケージ化されたことである。再 […] 波照間陽 2018.09.12