ライフスタイル 文化 社会 なぜ、いま栄町共同書店なのか 古波藏契 2024.10.05 政治 文化 社会 ポリコレと沖縄と構造的差別 ●おすすめ三点 ■ポリティカル・コレクトネスからどこへ(清水晶子・ハン・トンヒョン・飯野由里子、有斐閣) ポリコレをめぐる課題や論点を三人の研究者が解説、議論する ■新崎盛暉が説く構造的沖縄差別(新崎盛暉、高文研) 沖縄 […] 渡辺 豪 2024.05.01 文化 環境 社会 沖縄、貧しき豊かさの国――岸本建男と象設計集団が遺したもの【第5回 沖縄における建築とは何か――名護市庁舎の冒険】 竣工から43年目を迎える名護市庁舎。特異なデザインで際立つまちのランドマークをめぐって、地元・沖縄では保存か解体かの議論が静かに始まっている。当時、この建築の現場にかかわったのは、故岸本建男(元名護市長)をはじめとする名 […] 菊地史彦 2024.03.19 文化 環境 社会 沖縄、貧しき豊かさの国――岸本建男と象設計集団が遺したもの【第4回 大屋根の下を抜ける風――今帰仁村中央公民館の優雅】 竣工から43年目を迎える名護市庁舎。特異なデザインで際立つまちのランドマークをめぐって、地元・沖縄では保存か解体かの議論が静かに始まっている。当時、この建築の現場にかかわったのは、故岸本建男(元名護市長)をはじめとする […] 菊地史彦 2024.03.18 文化 環境 社会 沖縄、貧しき豊かさの国――岸本建男と象設計集団が遺したもの【第1回 それは基本構想の時代だった――「復帰」と山原の地域づくり】 竣工から43年目を迎える名護市庁舎。特異なデザインで際立つまちのランドマークをめぐって、地元・沖縄では保存か解体かの議論が静かに始まっている。当時、この建築の現場にかかわったのは、故岸本建男(元名護市長)をはじめとする名 […] 菊地史彦 2024.03.15 基地 政治 社会 辺野古を止める「有効な手立て」 米軍は普天間に居座る 政府は、普天間の危険性除去、全面返還のためと称し代執行をもって強引に大浦湾の埋め立て工事に着手した。しかし昨年11月に在沖米軍高官は、辺野古の新基地は“使い勝手が悪い”として移設を「最悪のシナリオ」 […] 豊下楢彦 2024.02.12 基地 政治 社会 肥大化する「安全保障の論理」と沖縄 「新しい戦前」が意味することは 屈指の長寿番組、「徹子の部屋」に出演したタレントのタモリが黒柳徹子に「来年はどんな年になるでしょうか」と問われ、「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と答えて話題を呼んだのは今から一年余 […] 宮城 大蔵 2024.01.02 基地 政治 社会 当面する普天間問題の「唯一の解決策」とは 辺野古に新たな基地をつくり、そこに普天間基地を移設するという構図は完全に崩壊しました。なぜなら在沖米軍当局が、今後も普天間基地を使い続けるという意志を明確にしたからです。とすれば、辺野古の工事など全く何の意味もありません […] 豊下楢彦 2023.11.18 基地 政治 社会 南西諸島は「無人島」か 「無人機戦争」 どうやら防衛省は、「台湾有事」に備えて南西諸島に攻撃型の無人機を本格的に投入する計画に着手したようである。報道によれば、これまで自衛隊の無人装備の活用は「警戒監視」などに限られてきたが、「23年度から攻撃 […] 豊下楢彦 2023.10.28 基地 政治 社会 「台湾有事」は日本有事なのか~犠牲を最小限にする選択肢を 【おすすめ3点】 ■沖縄戦と島田叡 教科書記述に潜むもの(川満彰、沖縄タイムス) 沖縄戦時の官選知事・島田叡氏の「負の側面」を解説 ■沖縄 戦火の放送局(渡辺考、大月書店) 日本放送協会沖縄放送局長の手記をもとに、戦争と […] 渡辺 豪 2023.08.28 政治 文化 社会 「沖縄=広島=長崎イニシアチブ」で外交の多層性を 広島、長崎が持つ「特別さ」 毎年、8月は戦争の過去を振り返り、平和を考える空気が強まる。8月15日の終戦記念日を前にした8月6日、9日の広島、長崎の原爆の日は日本全体にとっても重要な日であることは言うまでもない。 今年 […] 宮城 大蔵 2023.08.10 ライフスタイル 基地 社会 具志堅隆松さんと迎える6・23 (6) 慰霊の日の主役は誰か 今年の慰霊の日には、コロナ禍以後例年通りの規模で開催される初めての追悼式が開催された。ただ、岸田首相・細田衆議院議長・尾辻参議院議長の他、加藤厚生労働大臣・浜田防衛大臣・岡田沖縄担当大臣・山田外務副大臣といった政府要人が […] 西尾慧吾 2023.06.29 基地 政治 社会 沖縄戦を知らない若者に歴史をどう引き継ぐか(下) 浦添~映画『ハクソー・リッジ』の舞台 2016年に米国で公開された映画『ハクソー・リッジ』は、前田高地の戦いと呼ばれる、沖縄戦中に浦添城一帯で展開された日米両軍の戦いに参加した、衛生兵デズモンド・ドスが主人公だ。「ハク […] 山本 章子 2023.06.23 基地 政治 社会 沖縄戦を知らない若者に歴史をどう引き継ぐか(上) 2023年で戦後78年たつ。これは、戦争体験者が残り少なくなったことを意味する。総務省の2018年10月1日時点のデータで、アジア太平洋戦争を体験していない戦後生まれは、日本の人口の83.6%。現在はもっと増えているだろ […] 山本 章子 2023.06.22 基地 政治 社会 故翁長雄志氏の生き様―翁長氏はいかにして「オール沖縄」知事となったか― 翁長知事急逝直後の県民大会 台風が迫る2018年8月11日、沖縄那覇市の奥武山公園で、「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」(辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会 […] 山本 章子 2023.04.19 基地 政治 社会 「台湾有事」狂想曲~誰が戦うのか ウクライナ戦争は、核大国が核を持たない主権国家を公然と侵略したことで世界に衝撃を与えた。もっとも、同じ構図は重大な先例として、米国が仕掛けたベトナム戦争やイラク戦争を挙げることができるのであって、民間人の犠牲者数はウクラ […] 豊下楢彦 2023.02.26 基地 政治 社会 「穀雨南風」⑯ ~ 防衛大転換と民主主義、そして哲学 「出来レースじゃないですか」 私たちはなぜ議論によって互いの理解を深め、よりよい結論を導き出すことが得意ではないのだろうか。もしそうなら民主主義というものが、いまだ私たちの社会に根付いていないということなのだろうか。 去 […] 松原 耕二 2023.01.29 政治 文化 社会 沖縄県ヘイト解消条例骨子案に対するパブリックコメント~差別及び差別扇動からの平等な保護を 沖縄県は昨年12月5日、「差別のない人権尊重社会づくり条例(仮称)」の年度内制定を目指すとし、骨子案を公表した。パブリックコメントによる意見募集を本年1月6日まで行う。骨子案では、「本邦外出身者」への差別的言動が確認され […] 安里長従 2023.01.02 基地 政治 社会 「台湾有事キャンペーン」を相対化することの重要性 台湾有事をめぐるアメリカ、日本、そして沖縄 かつて、「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」と言われた。日本経済がまだ脆弱で、アメリカに経済的に依存していた時代のことである。最近の台湾有事をめぐる議論を見ていると […] 宮城 大蔵 2023.01.01 文化 環境 社会 排除する者とされる者―差別と嘲笑のまなざし 【おすすめ3点】 ■復帰50年 沖縄子ども白書2022(かもがわ出版) 児童福祉、保育、学校教育、医療などの専門家の活動報告 ■沖縄とセクシュアリティの社会学(玉城福子、人文書院) ポストコロニアル・フェミニズムの視点か […] 渡辺 豪 2023.01.01 基地 政治 社会 荒唐無稽な「敵基地攻撃」論 ウクライナ戦争と国連「軍縮アジェンダ」 ウクライナ戦争を奇貨として日本政府は、戦後の防衛政策の大転換となる「敵基地攻撃能力」の保持に踏みだし、今後5年間で防衛費に43兆円もの巨費を投入するという防衛力整備計画を打ち上げた […] 豊下楢彦 2022.12.07 ライフスタイル 基地 社会 「33個、1人で持てますか?」本土で通じない沖縄の常識と本土の無意識の非常識 関東圏で生活し8か月が経った。 ”基地のそばで暮らすということ”という題材で、宜野湾市民だった日常を伝える活動を行っている。 たくさんの方に、基地があるが故の理不尽で異常な日常を伝える。画面に映し出される、普天間基地上空 […] 明 有希子 2022.12.04 基地 政治 社会 沖縄の「運動」を揶揄するツイッターに群がる人々 「狡猾さ」も消え失せたネット世論の熱狂 実業家のひろゆき氏がツイッターでつぶやいた、沖縄・辺野古の新基地建設に反対する座り込み運動を揶揄するツイートが波紋を広げた。「よく知らないが、なんとなく気に食わない」ものが標的にされる社会。放置していいはずがない。 沖縄 […] 渡辺 豪 2022.10.29 政治 文化 社会 ひろゆき氏への非難を超えて―今こそヤマトが変わるとき 辺野古の座り込みを嘲笑するひろゆき氏の発言が大きな非難を招いている。彼のAbema TVでの発言も本当に酷く、あのような番組を沖縄の方々に見せてしまったことが心底申し訳なかった。 ひろゆき氏は、日数のカウント方法の揚げ足 […] 西尾慧吾 2022.10.09 基地 環境 社会 国家という暴力に対する抗いは暴力にあらず 抵抗だ 「抵抗―国家という暴力との闘い―」 2022年8月26日(金)、17時10分。 沖縄島北部に住むチョウ類研究者の宮城秋乃氏からメッセージが届いていた。私がそのメッセージを開封したのは19時45分頃だ。慌ただしく過ごしている日常の中で、それでも毎晩おこなって […] 中村之菊 2022.09.17 ライフスタイル 基地 社会 「妄想の中の沖縄」が拡散される背景 9月11日に投開票された沖縄県知事選は、辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄」が推す現職の玉城デニー氏(62)が、「容認」を掲げた佐喜真淳氏らを破り、再選された。知事選の結果は沖縄に何をもたらし、日本の民主主義に何を問 […] 渡辺 豪 2022.09.17 基地 政治 社会 沖縄は米国の「施政権下」にあったのか 2022年は、沖縄復帰50年ということもあり、報道等で「施政権返還」という用語が繰り返し聞かれた。玉城県政が作成した「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」にも、「日本国の施政権から分離された」「米国の施政権下にあ […] 安里長従 2022.08.22 基地 政治 社会 琉球弧の島々を戦場にさせない―8月6日、非核・非戦の誓いを込めて 今日は広島原爆の日だ。1948年の伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故の日でもある。軍隊・戦争で命や土地を奪われた全ての犠牲者の方々、とりわけ日本の侵略の犠牲にされた方々への反省・謝罪の気持ちを深め、非核・非戦を誓う一日にしたい […] 西尾慧吾 2022.08.06 基地 政治 社会 沖縄を無視した参院選―選挙後こそ、沖縄に向き合う運動の形成が急務! 参院選が終わった瞬間、政権が暴挙を再開した。沖縄では辺野古新基地建設反対を掲げた伊波洋一候補が勝利したにもかかわらず、松野博一官房長官は「辺野古が唯一」との方針を堅持すると発言、辺野古での工事も早速行われている。 岸田政 […] 西尾慧吾 2022.07.11 ライフスタイル 政治 社会 記録する闘い~『ニュース女子』高裁判決が浮き彫りにしたもの 雷雨のなかで、東京高裁へ 東京高等裁判所を目指し、昼過ぎに東京駅に降り立った私は、暗い雲に覆われた空と鳴り響く雷に動揺しました。見慣れた風景がどこか異空間に見えてきて、これから聞くことになる判決は大丈夫だろうかと不安に襲 […] 斉加尚代 2022.06.17 1 2 3 4 5 6 … 11 進む