基地 政治 社会 日本の立憲主義・民主主義を蘇生する!―「重要土地等調査規制法案」の衆議院本会議通過を受けて 西尾慧吾 2021.06.01 基地 政治 社会 「重要土地等調査規制法案」廃案を目指すリスクコミュニケーション 今日6月4日、「重要土地等調査規制法案」が参議院本会議で審議入りする。そもそも立法事実すらない上、数多の憲法違反を孕むから、「法案」として国会に登場する時点でおかしい。自由で安全な市民生活の土台を破壊する法案だから、何と […] 西尾慧吾 2021.06.04 基地 政治 社会 「無能法案」の恐怖―重要土地等調査規制法案成立後のシナリオ 議論の舞台を参議院に移した重要土地等調査規制法案。6月8日の参議院内閣委員会での審議では、質問者の吉川沙織議員が、同法案には政府が主張する実行力すらないことを明らかにした。数多の憲法違反を孕み、立法事実もなく、期待される […] 西尾慧吾 2021.06.11 基地 政治 社会 沖縄の「戦場化」と国民保護法 バイデン大統領と菅首相との首脳会談を経て4月17日に発表された日米共同声明については様々な見方がある。例えば、「台湾海峡の平和と安定」とか「両岸問題」という表現は長年にわたって中国が使用してきた言葉であるので、事前に日中 […] 豊下楢彦 2021.06.12 基地 政治 文化 「文明国ナショナリズム」の闇―言論の画一化に呑み込まれないために 「中国に対抗、数十兆円投資 G7合意、中低所得国インフラ」 6月13日付け朝日新聞朝刊の一面見出しである。この見出しを見たとき、私は「世界はまた文明・野蛮の二元論に絡め取られている」との危機感に駆られた。 これまで私は現 […] 西尾慧吾 2021.06.14 政治 文化 社会 なぜ分断の道を選ぼうとするのか 6月4日、蝶類研究者の視点を生かし、米軍北部訓練場エリアを中心に自然保護を訴えてきた宮城秋乃さんが、威力業務妨害名目で自宅の家宅捜査を受け、パソコン等を押収されたという。奇しくも国会では、本紙が繰り返し問題点を明らかにし […] 山田健太 2021.06.15 基地 政治 社会 無力感に駆られるな!―「重要土地等調査規制法案」が成立した今、私たちにできること 6月16日、遂に重要土地等調査規制法案が参議院本会議で可決・成立してしまった。衆参両院での強行採決の末、午前2時半に本会議で成立させるという、世紀の蛮行である。 立法事実すらなく、法案の体すら成していない上、立憲主義・民 […] 西尾慧吾 2021.06.18 ライフスタイル 文化 社会 あなたの慰霊の日 「出ておいで。遊ぶところではないし、暗闇はばーちゃん苦手だから」 小学校低学年の時、姉や近所の幼馴染とかくれんぼをしていた私を引っ張り出すばーちゃん。祖父母の部屋にある、仏壇の横にあった観音開きの赤茶色の布団をしまうタン […] 明 有希子 2021.06.22 基地 政治 社会 沖縄戦の教訓とは 1 はじめに 本日6月23日は、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から76年となる「慰霊の日」である。凄惨な地上戦の爪痕や記憶と今なお向き合う沖縄は平和を願う静かな祈りに包まれる。 新型コロナウイルスによる緊急事態宣 […] 安里長従 2021.06.23 政治 文化 社会 コロナ禍の6・23 沖縄のメディアは6月に入ると、沖縄戦の連載や企画に精力を注ぐ。ピークは「慰霊の日」の23日だ。 だが、今年は少し様相が異なる。コロナ禍のせいだ。地元紙も連日、新型コロナに関する記事を大きく取り上げ、鎮魂ムード一色という情 […] 渡辺 豪 2021.06.24 政治 文化 社会 慶応と沖縄戦~激戦地への命令は1500km離れた豪華なキャンパスから…なぜ? 1945年6月23日、沖縄での組織的戦闘が終わった。76年前、地上では住民を巻き込んだ熾烈(しれつ)な戦いがあり、海上でも沖縄戦は繰り広げられた。沖縄から疎開する学童を乗せた船や輸送船は攻撃され、多くの沖縄県民が犠牲にな […] 與那覇里子 2021.06.24 基地 政治 社会 今年の「慰霊の日」に寄せて―今こそすべき沖縄戦継承の形 今年の「慰霊の日」近辺は慌ただしかった。6月22日は茨木市議会を傍聴し、「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書」が全会一致で採択される現場を見届けた。 6月23日は急遽上京し、茨木市の山下慶 […] 西尾慧吾 2021.06.25 基地 政治 社会 沖縄現代史の節目をどう捉えるか 25年、49年、そして76年 沖縄には日本本土と異なる現代史の節目が多い。特に4月から6月にかけてで、今年は4月に1996年の普天間返還合意から25年、5月には沖縄返還から49年、そして今月6月23日は沖縄戦の終結(日 […] 宮城 大蔵 2021.06.26