執筆者一覧

  • 秋山 道宏

    沖縄国際大学准教授

    1983年沖縄県南風原町生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。明治学院大学国際平和研究所助手を経て現職。専門は社会学、沖縄戦後史。著書に『基地社会・沖縄と「島ぐるみ」の運動』、共著に『18歳からわかる平和と安全保障のえらび方』、論文に「グローバリゼーションのもとでの沖縄経済の変容」など。

  • 安里 長従

    司法書士

    1972年沖縄県石垣市生まれ。専修大学卒。司法書士、沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科非常勤教員、全国青年司法書士協議会憲法委員・人権委員、沖縄憲法25条を守るネットワーク事務局長。主な共著(編集責任者)に『沖縄発 新しい提案 辺野古新基地を止める民主主義の実践』(ボーダーインク、2018年)、主な新聞連載に『貧困・雇用 沖縄経済を読み解く』(全17回、琉球新報、2017年)

  • 阿部 岳

    沖縄タイムス編集委員

    1974年東京都生まれ。辺野古や高江の基地建設、ヘイトスピーチなど差別に関する問題を取材。著書「ルポ沖縄 国家の暴力」(朝日文庫)、共著『沖縄・基地白書』(高文研)など。日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞、取材班としてJCJ賞、PCJF賞、新聞労連ジャーナリズム大賞。ツイッター@ABETakashiOki

  • 東新川 藤佳

    パシフィカ大学院大学博士後期課程

    1987年沖縄県浦添市生まれ。米国カリフォルニア州在住。北米沖縄県人会メンバー 、琉球新報海外特派員。アンティオーク大学 サンタバーバラ校 リベラルアーツ学士号修得、パシフィカ大学院大学深層心理学コミュニティーサイコロジー専攻修士号修得、現在、同大学院の同専攻の博士課程在学中。

  • 池宮城 陽子

    成蹊大学ポスト・ドクター

    1983年沖縄県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(法学)。成蹊大学アジア太平洋研究センター ポスト・ドクター。専門は日本政治外交史、日米関係史。主著に『沖縄米軍基地と日米安保―基地固定化の起源1945-1953』(東京大学出版会、2018年)。

  • 伊佐 眞一

    沖縄近現代史家

    1951年首里市(現那覇市)生まれ。75年琉球大卒。81~82年にカリフォルニア大大学院(バークレー校)で学ぶ。著書に『謝花昇集』(みすず書房、1998年)、『伊波普猷批判序説』(影書房、2007年)など。『沖縄と日本(ヤマト)の間で 伊波普猷・帝大卒論への道』(全3巻、琉球新報社、2016年)は、第44回伊波普猷賞(沖縄タイムス社)受賞。

  • 石川 勇人

    沖縄国際大学大学院生

    1998年生まれ。那覇市育ち。沖縄国際大学院南島文化専攻。沖縄戦体験者への聞き取り調査を大学2年生の時から行なっている。白梅学徒隊の継承団体である「若梅会」に所属している。また、宜野湾市嘉数区において沖縄戦の実践的な継承活動を行なっている。

  • 石川 瑞紀

    BS-TBS「報道1930」チーフディレクター

    ニュース専門チャンネルの編集長やBS-TBS週刊報道LIFE、報道1930などの報道番組を長年担当。沖縄の基地問題や選挙の取材を重ねている。

  • 石戸 諭

    記者/ノンフイクションライター

    1984年、東京都生まれ。2006年に立命館大学法学部を卒業し、同年に毎日新聞社に入社。岡山支局、大阪社会部。デジタル報道センターを経て、2016年1月にBuzzFeed Japanに移籍。2018年4月に独立し、フリーランスの記者、ノンフィクションライター。2011年3月11日からの歴史を生きる「個人」を記した著書『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)を出版。

  • 泉川 友樹

    沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員

    1979年、沖縄県豊見城市生まれ。2002年、沖縄国際大学卒。2003年、北京外国語大学に留学、日中通訳技術を学ぶ。2018年、放送大学大学院修士課程修了。テーマは「日中関係における尖閣国有化問題の影響と交流再開の要因」。2006年から日中経済交流を促進する民間団体「日本国際貿易促進協会」に勤務、現在業務部長。同協会訪中団の団長と習近平、李克強、温家宝ら中国要人との会談では日本側の通訳を務める。 沖縄大学地域研究所特別研究員(2020年~) 沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員(2022年~)

  • 上野 央絵

    元毎日新聞編集委員

    1967年東京生まれ。毎日新聞西部報道部在籍中の2005年から沖縄を取材。「琉球の星条旗 『普天間』は終わらない」(毎日新聞政治部著)の執筆に関わり、水戸支局次長、政治部副部長、佐賀支局長、オピニオングループ編集委員などを務めた。

  • 榮門 琴音

    沖縄タイムス記者

    沖縄県うるま市出身。2007年、沖縄タイムス社入社。社会部や政経部を経て、13年3月から3年間、北部報道部所属。名護市辺野古の新基地建設に向けた作業が本格化した時期の取材に加わる。17年、連載「『働く』を考える」取材班で「貧困ジャーナリズム特別賞」受賞。18年4月から社会部。

  • 大久保 奈弥

    東京経済大学准教授

    1976年生まれ。理学博士(東京工業大学大学院生命理工学研究科)。東京経済大学経済学部准教授。専門はサンゴの生物学。(公社)日本動物学会藤井賞、Zoological Science Awards(2017)受賞。

  • 親富祖 愛

    草木染めデザイナー

    1983年沖縄県生まれ。本部町で主に沖縄の草木を使った草木染めをし、オリジナルの服を仕立て、店を営んでいる三児の母。みんなで基地問題を考える冊子「ピクニック」の編集や会計を担当。

  • 川手 摂

    後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員

    1979年東京都生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了、博士(法学)〔北海道大学〕。専門は行政史、地域自治論。著書に『戦後琉球の公務員制度史―米軍統治下における「日本化」の諸相』(東京大学出版会、2012年)、『戦後日本の公務員制度史―「キャリア」システムの成立と展開』(岩波書店、2005年)。

  • 川端 俊一

    元新聞記者

    那覇支局員や社会部員、同次長として沖縄の米軍基地問題、安保問題などを担当。2020年に選択定年で退職。 著書に『沖縄 憲法の及ばぬ島で』、共著書に『沖縄報告―サミット前後』『新聞と戦争』『闘う東北』など。

  • 菊地 史彦

    戦後社会史研究者

    1952年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。筑摩書房、編集工学研究所などを経て、1999年コンサルティング会社(株)ケイズワーク設立。2016~23年東京経済大学非常勤講師(生活文化論)。著書に『「幸せ」の戦後史』(2013)、『「若者」の時代』(2015)、『「象徴」のいる国で』(2020)、『沖縄の岸辺へ』(2022)。

  • 古波藏 契

    明治学院大学社会学部付属研究所研究員

    1990年沖縄県浦添市生まれ。同志社大学大学院博士後期課程修了。博士(現代アジア研究)。専門は歴史社会学(沖縄近現代史)。 主要論文・著書に、前田勇樹・秋山道宏との共著『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク、2021年)、「基地社会の形成と変容―沖縄占領体制とその遺産」(石原俊ほか編『シリーズ 戦争と社会 第3巻 総力戦・帝国崩壊・占領』岩波書店、2022年)など。

  • 小濱 武

    沖縄国際大学経済学部講師

    沖縄県出身。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。沖縄国際大学経済学部講師。専門は日本経済史、沖縄経済史、食料経済論。主著に『琉球政府の食糧米政策 沖縄の自立性と食糧安全保障』(東京大学出版会、2019年)。

  • 小松 寛

    千葉大学特任研究員

    1981年沖縄県生まれ。早稲田大学社会科学研究科博士後期課程満期退学。博士(学術)。千葉大学グローバル関係融合研究センター特任研究員。専門は国際関係論、平和研究、戦後沖縄政治。主著に『日本復帰と反復帰:戦後沖縄ナショナリズムの展開』(単著、早稲田大学出版部)、『沖縄が問う日本の安全保障』(共著、岩波書店)など。

  • 斉加 尚代

    MBS報道局ディレクター

    1965年生まれ 早稲田大学第一文学部卒、1987年MBS入社、テレビ報道記者として教育などをテーマに取材。2015年よりドキュメンタリー番組を担当。『映像’15 なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち』(2015 年 9 月) で第 59 回日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、『映像’17 沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素 顔』(2017 年 1 月)で平成 29 年民間放送連盟賞テレビ報道部門優秀賞など。『映像’17 教育と愛国~教科書でいま何が起きて いるのか』(2017 年 7 月)で第 55 回ギャラクシー賞テレビ部門大賞など。『映像’18 バッシング~その発信源の背後に何が』で第 39 回「地方の時代」映像祭優 秀賞など。著書に『教育と愛国~誰が教室を窒息さ せるのか』(岩波書店)、近著に『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』(集英社新書)

  • 坂下 雅一

    一橋大学特別研究員

    1968年生まれ。千葉県出身。一橋大学社会学研究科特別研究員。NHK記者(沖縄放送局など)を経て、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門は国際社会学、エスニシティ・ネーションの社会学。主な著書に『「沖縄県民」の起源-戦後沖縄型ナショナル・アイデンティティの生成過程1945-1956』、第39回沖縄研究奨励賞受賞。

  • 坂本 菜の花

    宿経営

    1999年、石川県珠洲市生まれ。きのくに子どもの村中学校卒業後、那覇市の珊瑚舎スコーレ(現在は南城市に移転)へ入学、2018年3月卒業。沖縄での生活をつづった「菜の花の沖縄日記」を北陸中日新聞で連載。19年8月に「菜の花の沖縄日記」(ヘウレーカ刊)が書籍化。沖縄テレビ放送開局60周年記念ドキュメンタリー映画「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」が2020年3月に公開された。現在は実家の宿で働く。

  • 櫻澤 誠

    大阪教育大学准教授

    1978年新潟県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。大阪教育大学教育学部准教授。専門は日本近現代史・沖縄近現代史。主著に『沖縄の復帰運動と保革対立』(有志舎、2012年)、『沖縄現代史』(中公新書、2015年)、『沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜』(有志舎、2016年)、『沖縄観光産業の近現代史』(人文書院、2021年)など。

  • 佐古 忠彦

    TBSキャスター

    1964年神奈川県生まれ 青山学院大学文学部卒、1988年TBS入社、「筑紫哲也NEWS23」、政治部、「Nスタニューズアイ」、「報道LIVEあさチャン!サタデー」などを経て現在「JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス」プロデューサー。ギャラクシー賞奨励賞を受賞した「米軍が最も恐れた男」を追加取材、再編集で映画化。

  • 佐藤 モニカ

    歌人・小説家

    1974年生まれ。千葉県出身。2011年、「マジックアワー」30首で第22回歌壇賞。2015年、小説「カ―ディガン」で第45回九州芸術祭文学賞最優秀賞。詩集に『サントス港』(新星出版、2017年)。

  • 猿田 佐世

    新外交イニシアティブ(ND)代表・弁護士(日本・米NY)

    1977年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。コロンビア大学ロースクールにて法学修士号取得。2009年米国ニューヨーク州弁護士登録。2012年アメリカン大学国際関係学部にて国際政治・国際紛争解決学修士号取得。立教大学講師・沖縄国際大学特別研究員。著書に「新しい日米外交を切り拓く(集英社)」「自発的対米従属(角川新書)」など。

  • 島田 尚徳

    沖縄大学講師

    1981年2月沖縄市生まれ。千葉大学法経学部卒、同大学院社会科学研究科修了(総合政策学修士)。沖縄タイムス記者、海邦総研主任研究員などを経て、2019年4月から沖縄大学講師(行政学・地方自治論・公共政策論)。

  • 鈴木 英生

    毎日新聞東京本社記者

    1975年仙台市生まれ。京都大学経済学部卒。毎日新聞東京本社記者。青森支局、 仙台支局、大阪本社などを経て現職。著書『新左翼とロスジェネ』、共編著『1968年に日本と世界で起こったこと』など。連載記事に「描かれた沖縄」など。

  • 平良 好利

    中京大学准教授

    1972年沖縄県生まれ。法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(政治学)。獨協大学地域総合研究所特任助手を経て、中京大学総合政策学部准教授。専門は「日本政治外交史」「沖縄現代史」。主著に『戦後沖縄と米軍基地』、編著書に『対話 沖縄の戦後』など。

  • 高江洲 昌哉

    神奈川大学非常勤講師

    1972年沖縄県コザ市(現沖縄市)生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了・博士(歴史民俗資料学)、神奈川大学などで非常勤講師、専門は日本近代史、著書に『近代日本の地方統治と「島嶼」』、共著に『沖縄県議会史第1巻通史編』、『沖縄県史 各論編5近代』など。

  • 高橋 美野梨

    北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター/北極域研究センター助教

    1982年山梨県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程修了。博士(国際政治経済学)。専門は国際政治学、現代グリーンランド・北極政治研究。主著に『The Influence of Sub-State Actors on National Security: Using Military Bases to Forge Autonomy』(編著、Springer、2019年)、『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(共編著、明石書店、2016年)、『自己決定権をめぐる政治学:デンマーク領グリーンランドにおける「対外的自治」』(単著、明石書店、2013年)など。

  • 立岩 陽一郎

    調査報道NPO「ニュースのタネ」編集長

    1967年、横浜市生まれ。一橋大学卒業後、NHK入局。沖縄放送局、テヘラン特派員、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職、17年からフリーランスジャーナリスト。著書に『NPOメディアが切り開くジャーナリズム 「パナマ文書」報道の真相』 『トランプ王国の素顔 : 元NHKスクープ記者が王国で観たものは』など。

  • 辻野 晃一郎

    アレックス株式会社代表取締役社長、グーグル日本法人元代表取締役社長

    福岡県生まれ。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。2006年3月にソニーを退社し、翌年グーグルに入社。グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。著書に、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』、『日本再興のカギを握る「ソニーのDNA」』など。

  • 豊下 楢彦

    元関西学院大教授

    1945年兵庫県生まれ。京都大学法学部卒業。元関西学院大学教授。国際政治論・外交史

  • 中村 之菊

    沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党代表

    1979年東京浅草生まれ。1998年から右翼団体に所属。元花瑛塾々長。2020年新型コロナウィルス感染症拡大で困窮した大学生を雇用する農業体験と支援を実施。2022年第26回参議院選挙東京選挙区より出馬。次期都知事選に立候補予定。法政大学に在学中。

  • 西尾 慧吾

    「遺骨で基地を作るな!緊急アクション!」呼び掛け人

    1998年生まれ。米イェール大学卒。哲学・人類学専攻。2017年4月より沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会・学生共同代表として、関西を中心に毎年10カ所程度沖縄戦遺品の展示会を開催する傍ら、国吉勇氏から遺品に関する聞き取りを進め、地上戦の「動かぬ証拠」としての遺品の活用・継承に取り組んできた。現在は「ヤマトにおける沖縄戦平和学習」の研究と実践に励む。 FB:https://www.facebook.com/profile.php?id=100007895312246 Twitter:https://twitter.com/mukashihausa

  • 野添 文彬

    沖縄国際大学准教授

    1984年滋賀県生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。沖縄国際大学法学部地域行政学科准教授。専門は日本外交史。主な著書に『沖縄米軍基地全史』『沖縄返還後の日米安保』、共著に『沖縄と海兵隊』など。


  • 波照間 陽

    早稲田大学大学院博士後期課程

    1985年沖縄県生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程。専門は国際関係論、安全保障論。2013〜15年、沖縄県知事公室地域安全政策課研究員。主な個人論文に、「沖縄の米軍基地問題と国際社会」渋谷淳一、本田量久編著『21世紀国際社会を考える』など。

  • 林 吉永

    NPO国際地政学研究所理事

    1942年神奈川県生まれ。NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長などを歴任。退官後、2007年まで防衛研究所戦史部長。沖縄には86年~88年、第56警戒群司令(与座岳分屯基地司令)として勤務した。

  • 半田 滋

    防衛ジャーナリスト、元東京新聞論説兼編集委員

    1955年(昭和30)年生まれ。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、元東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。92年より防衛庁取材を担当している。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。著書に、「安保法制下で進む! 先制攻撃できる自衛隊―新防衛大綱・中期防がもたらすもの」(あけび書房)、「検証 自衛隊・南スーダンPKO-融解するシビリアン・コントロール」(岩波書店)、「『北朝鮮の脅威』のカラクリ」(岩波ブックレット)、「零戦パイロットからの遺言-原田要が空から見た戦争」(講談社)、「日本は戦争をするのか-集団的自衛権と自衛隊」(岩波新書)、「僕たちの国の自衛隊に21の質問」(講談社)、「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」(高文研)、「改憲と国防」(共著、旬報社)、「『戦地』派遣 変わる自衛隊」(岩波新書)=09年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞、「自衛隊vs北朝鮮」(新潮新書)、「闘えない軍隊」(講談社+α新書)など。

  • 比嘉 盛友

    八重山毎日新聞記者

    1970年沖縄県石垣市新川生まれ。八重山高校卒、桜美林大学卒。95年八重山毎日新聞社入社。現在、八重山毎日新聞編集局次長。石垣市、与那国町、自衛隊問題、第1次産業などを主にフォロー。1面コラム「不連続線」を執筆担当。

  • 普久原 朝日

    写真家

    1994年沖縄県那覇市生まれ。日本大学国際関係学部卒業後、沖縄に戻り「辺野古」県民投票の活動に参加、写真活動をしている。学生時代には、複数のグループ展での写真展示や、第35回沖縄県高等学校写真コンテストで金賞を受賞、第 34 回よみうり写真大賞高校生・自由の部で一席を獲得などの受賞歴がある。2019年「『辺野古』県民投票写真展 -県民投票のこれまでと“これから”- 」を開催。自主制作写真集に「県民投票フォトブック」がある。2021年の那覇市議選に当選。

  • 藤田 直央

    朝日新聞編集委員

    1972年京都府生まれ。京都大学法学部卒。政治部で外交、安全保障、憲法を担当。2004~05年に米ハーバード大学客員研究員、10~11年に那覇総局員。著書に北朝鮮問題での「エスカレーション」(岩波書店)、日独を取材した「ナショナリズムを陶冶する」(朝日新聞出版)

  • 文箭 祥人

    ジャーナリスト

    1964年兵庫県生まれ。1987年大阪市立大学理学部卒、関西の民放に入社。 ラジオ報道部記者として戦後補償問題などを取材。現在、コンプライアンス室勤務の傍ら、沖縄戦やフィリピン戦、南洋戦、空襲の民間被害者の未補償問題に取り組んでいる。

  • 前田 勇樹

    琉球大学附属図書館一般職員・沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員

    琉球大学人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。 専門は琉球沖縄史。著書に『沖縄初期県政の政治と社会』、共著に『つながる沖縄近現代史』『島嶼地域科学を拓く』、論文に「沖縄の初期県政における華族県令 : ヤマト・メディアの沖縄報道を中心に 」など。

  • 松田 良孝

    ジャーナリスト

    1969年さいたま市生まれ。北海道大学農学部卒。十勝毎日新聞記者、八重山毎日新聞記者を経てフリー。著書の『八重山の台湾人』と『与那国台湾往来記』は台湾で翻訳出版された。小説『インターフォン』も。台湾在住。

  • 松原 耕二

    「報道1930」キャスター編集長

    1960年山口県生まれ 早稲田大学政経学部卒、1984年TBS入社、NY支局長などを経てフリーに。現在BS-TBS「報道1930」キャスター編集長。ドキュメンタリー『フェンス~分断された島・沖縄』で放送文化基金優秀賞。著書に『反骨~翁長家三代と沖縄のいま』のほか小説なども執筆。第29回橋田賞受賞。

  • 宮城 健蔵

    元沖縄国税事務所長

    1936年、沖縄県生まれ。九州大法学部卒。元沖縄国税事務所長。沖縄県行政オンブズマン、琉球大学客員教授、沖縄大学客員教授などを歴任。「愛のシーサー」建立代表幹事。

  • 宮城 大蔵

    中央大学教授

    1968年生まれ。NHK記者を経て一橋大学大学院法学研究科修了。博士(法学)。政策研究大学院大学助教授、上智大学教授などを経て現職。 主要著書に『戦後アジア秩序の模索と日本』(創文社、2004年、サントリー学芸賞・中曽根康弘賞)、 『戦後日本のアジア外交』(編著、ミネルヴァ書房、2015年、国際開発研究大来賞)、『現代日本外交史』(中公新書、2016年)、 『普天間・辺野古 歪められた二〇年』(共著、集英社新書、2016年)など。

  • 宮本 亜門

    演出家

    1958年 東京・銀座生まれ。ミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出家として国内外で幅広い作品を手がけている。2004年 ニューヨーク、オン・ブロードウェイにて、ミュージカル「太平洋序曲」を東洋人初のブロードウェイ演出家として手がけ、同作はトニー賞4部門でノミネートされた。39歳で沖縄への移住を決意し、南城市内に家を建てた。東京や世界各地を忙しく飛び回る仕事の合間に、沖縄に「戻る」生活は1996年から2016年までの20年間に及んだ。

  • 明 有希子

    元緑ヶ丘保育園父母会副会長

    1978年沖縄県宜野湾市出身。勤務先のアパレル会社の転勤に伴い、2005年に上京。沖縄県外で結婚・出産を経験し、15年夏から宜野湾市内在住。1児の母。長女は3歳になった15年10月から4年5か月間、緑ヶ丘保育園に通園していた。

  • 村上 一樹

    東京新聞・中日新聞記者

    1979年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。東京新聞・中日新聞政治部記者。2017年9月~18年2月に琉球新報政治部に出向。

  • 安田 浩一

    ノンフィクションライター

    1964年生まれ。週刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『「右翼」の戦後史』(講談社新書)、『団地と移民』(KADOKAWA)、『愛国という名の亡国』(河出新書)など多数。2012年『ネットと愛国』(講談社)で講談社ノンフィクション賞を受賞。2015年『G2』(講談社)掲載記事の『外国人隷属労働者』で大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。

  • 山田 健太

    専修大学教授

    1959年、京都市生まれ。専修大学文学部(ジャーナリズム学科)教授。専門は言論法、ジャーナリズム研究。日本ペンクラブ副会長、情報公開クリアリングハウス理事など。主著に、2021年刊行の新刊『法とジャーナリズム 第4版』と『ジャーナリズムの倫理』(いずれも勁草書房)、『沖縄報道 日本のジャーナリズムの現在』、『放送法と権力』、『現代ジャーナリズム事典』など。

  • 山本 章子

    琉球大学准教授

    1979年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。琉球大学人文社会学部准教授。主要著作に、『米国と日米安保条約改定―沖縄・基地・同盟』(吉田書店、2017年)、『米国アウトサイダー大統領―世界を揺さぶる「異端」の政治家たち』(朝日選書、2017年)、『日米地位協定ー在日米軍と「同盟」の70年』(中公新書、2019年=第41回石橋湛山賞受賞、沖縄研究奨励賞など)。

  • 屋良 健一郎

    名桜大学准教授

    1983年沖縄県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。名桜大学准教授。専門は日本史・琉球史。2017年、黒嶋敏・屋良健一郎編『琉球史料学の船出』を出版。短歌結社の竹柏会「心の花」に所属し、短歌の創作・研究も行う。

  • 吉次 公介

    立命館大学教授

    1972年、長崎県生まれ。立命館大学法学部教授。立教大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。専門は日本政治外交史。主著に、『池田政権期の日本外交と冷戦』(岩波書店、2009年)、『日米同盟はいかに作られたか』(講談社、2011年)、『日米安保体制史』(岩波書店、2018年)など。

  • 與那覇 里子

    沖縄タイムス・デジタル部編集委員

    1982年那覇市生まれ。千葉大学卒業後、沖縄タイムス社に入社。社会部を経てデジタル部へ。2019年現在、首都大学大学院システムデザイン研究科2年(3月卒業見込み)。2015年、GIS沖縄研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。編著に「若者文化をどうみるか」など。Yahoo!個人や多数のメディアで執筆。

  • 米倉 律

    日本大学法学部准教授

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。NHKディレクター、NHK放送文化研究所研究員を経て、2014年から日本大学法学部准教授。専門は、映像ジャーナリズム、放送史。主な著書に『放送論』(編著)、『メディアの地域貢献』(共著)など。

  • 渡辺 豪

    ジャーナリスト

    1968年兵庫県生まれ。関西大学工学部卒。毎日新聞、沖縄タイムス記者を経てフリー。著書に『「アメとムチ」の構図~普天間移設の内幕』=第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞=、『国策のまちおこし』、『私たちの教室からは米軍基地が見えます』、『日本はなぜ米軍をもてなすのか』。共著に『この国はどこで間違えたのかー沖縄と福島から見えた日本』、『波よ鎮まれ 尖閣への視座』=第13回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞=、『普天間・辺野古 歪められた二〇年』など。