執筆者 小松寛 成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員 1981年沖縄県生まれ。早稲田大学社会科学研究科博士後期課程満期退学。博士(学術)。千葉大学グローバル関係融合研究センター特任研究員。専門は国際関係論、平和研究、戦後沖縄政治。主著に『日本復帰と反復帰:戦後沖縄ナショナリズムの展開』(単著、早稲田大学出版部)、『沖縄が問う日本の安全保障』(共著、岩波書店)など。 小松寛の記事一覧 政治 文化 社会 『屋良朝苗日誌』に見る皇太子明仁の沖縄初訪問【下】 1975年7月17日、ついに皇太子夫妻が沖縄へ到着した。その感慨を屋良は以下のようにつづっている。[……] 小松寛 2019.06.09 政治 文化 社会 『屋良朝苗日誌』に見る皇太子明仁の沖縄初訪問【上】 火炎瓶と「だんじゅかりゆし」 5月1日、新天皇が即位し令和の時代が始まった。 退位した前天皇明仁は上皇となった。上皇明仁が沖縄に強く関心を寄せていたことはよく知られている。沖縄への訪問は11回を数える(皇太子として5回、 […] 小松寛 2019.06.08 基地 政治 社会 玉城デニー新知事と沖縄県の自治体外交 玉城デニー新知事が誕生した。その要因についての分析はすでに多くなされているので、ここでは玉城新県政の政策、特に外交活動に焦点を当ててみたい。玉城は知事選出馬にあたり表明した政策案「新時代沖縄」の中で「3つのD」を掲げた。[…] 小松寛 2018.11.13