執筆者 普久原朝日 写真家 1994年沖縄県那覇市生まれ。日本大学国際関係学部卒業後、沖縄に戻り「辺野古」県民投票の活動に参加、写真活動をしている。学生時代には、複数のグループ展での写真展示や、第35回沖縄県高等学校写真コンテストで金賞を受賞、第 34 回よみうり写真大賞高校生・自由の部で一席を獲得などの受賞歴がある。2019年「『辺野古』県民投票写真展 -県民投票のこれまでと“これから”- 」を開催。自主制作写真集に「県民投票フォトブック」がある。2021年の那覇市議選に当選。 普久原朝日の記事一覧 ライフスタイル 文化 社会 沖縄の“政治”を生きる若者の歩み 2018年の春に内地の大学を卒業した私は、写真活動と琉球・沖縄史の勉強を続けるために地元那覇に戻った。卒業したてのころは、この1年どういう生活が待ち受けているのか、全く想像だにしていなかった。しかしその後「辺野古」県民投 […] 普久原朝日 2019.12.30 ライフスタイル 文化 社会 首里城の炭を拾うのはなぜか 沖縄の多くの人たちの精神的シンボルでもあった首里城。人々は焼けたあとの炭を拾い集めた。まるで魂を拾い集めるように。それはマブイグミ(ショックで離脱した魂を取り戻す儀礼)を彷彿とさせる。 * * * 空気が白くかすむ […] 普久原朝日 2019.12.07 ライフスタイル 文化 社会 首里城が燃えていた 今日(10月31日)は一日ずっと身体が重たい。いつものように目が覚めてスマホの画面を見ると、悪夢が映っていた。真っ赤な炎をあげ骨組みがはっきりとした首里城。焦げた臭いが伝わる勢いだった。受け止めることのできない出来事に […] 普久原朝日 2019.11.06