基地 文化 社会 東京の大学生が“沖縄ヘイト”問題を考える【下】 米倉律 2018.01.04 基地 文化 社会 東京の大学生が“沖縄ヘイト”問題を考える【上】 ジャーナリズムやメディアを扱う新聞学科に所属する私のゼミナールでは、今年度の3年生のテーマを「沖縄ヘイトとジャーナリズム」とした。2017年夏には5泊6日のフィールドワークを沖縄で実施、秋以降には[…] 米倉律 2018.01.03 ライフスタイル 文化 社会 沖縄と本土との溝はなぜ「ある」のか 私が、沖縄本島北部の本部(もとぶ)町営市場で服作りのお店「ゴロニャー」を始めるきっかけになったのが、2015年の本部町議が告示される前々日の旦那の立候補宣言。[…] 親富祖愛 2018.01.01 ライフスタイル 文化 社会 沖縄に於ける、おかず、みそ汁、ご飯 初めての沖縄観光も数日目。観光客向けの「郷土料理」に飽きて、たまたま行き当たった大衆食堂に入る。壁に並ぶお品書きの短冊を眺めて、「おかず」「みそ汁」といったメニューに、「??」となった[…] 鈴木 英生 2017.12.31 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その③~ 1980年代に入って普天間基地返還問題が沖縄で政治論点化する中、西銘順治県知事は1985年と1988年に訪米し、米国政府に対し普天間基地返還を直接要請する。今回は、この西銘訪米を検討し、沖縄で求められていたのは何だったの […] 野添 文彬 2017.12.30 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その②~ 沖縄戦の最中に建設された普天間基地は、1970年代に入る頃から機能が強化された。今回は、こうした中で、地元で普天間基地返還を求める声が高まっていく過程についてみていきたい。 宜野湾市の普天間基地返還要求 1960 […] 野添 文彬 2017.12.29 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その①~ 本稿では、1980年代を中心に、普天間基地返還問題がどのように沖縄において政治論点化していったのかを歴史的に振り返って検討する。これを通して、1996年の日米合意以降に注目しがちな普天間返還問題を相対化し、そもそも沖縄では何が求められてきたのかを考える。[…] 野添 文彬 2017.12.27 ライフスタイル 文化 社会 【書評】じんがねーらん ―俵万智『オレがマリオ』の沖縄― 2017年は『サラダ記念日』刊行から30年という節目の年だ。30年前、瑞々しい相聞歌で日本中を席巻した俵万智は、その後も、歌人としての確かな実力を感じさせる『かぜのてのひら』(1991年)、少し危険な恋を描く『チョコレー […] 屋良 健一郎 2017.12.24 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その4】 在日米軍基地からの出撃を対象とする日米安保条約の「事前協議制度」。日本政府はこれまで事前協議は一度も行われたことはないとしている。しかし、今回のETV特集「ペリーの告白」で、ペリーは第一次北朝鮮核危機に際して、1994年 […] 宮城 大蔵 2017.12.22 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その3】 前回も触れたように、第一次北朝鮮核危機に際して米国防長官であったペリーは、次期首相の羽田孜に対して、在日米軍基地の使用について同意を求めた(1994年4月)。この場面でのペリーの告白は、日米安保条約に関わる「事前協議制度 […] 宮城 大蔵 2017.12.18 基地 政治 社会 「沖縄の問題」ではなく「日本全体の問題」として考える 私は昨年あたりから「政治空間」という言葉をよく使い、本土と沖縄の溝を説明している。簡単に言えば、本土においては冷戦終結後に保革のイデオロギー的対立が終焉し、[…] 平良好利 2017.12.17 政治 社会 経済 沖縄ビジネス展望~「好調経済」の内実を問う③~ 観光関連産業を中心に好調を維持している沖縄経済。しかし、県民総所得に占める財政支出の割合は依然として大きい。[…] 島田尚徳 2017.12.16 ライフスタイル 基地 社会 「無言の抵抗」はいつまで続くのか―普天間第二小への米軍ヘリ部品落下事故― 12月13日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校のグラウンドに、米軍大型輸送ヘリの窓ガラスとみられる部品が落下、現場にいた男子児童1人が軽傷を負った。 筆者は「沖縄タイムス」に記者として在職 […] 渡辺 豪 2017.12.13 政治 社会 経済 沖縄ビジネス展望~「好調経済」の内実を問う②~ 観光関連産業に牽引され「絶好調」ともいえる沖縄経済。一方、足元では不安も…。好調経済に隠れた懸念とは。[…] 島田尚徳 2017.12.13 政治 社会 経済 沖縄ビジネス展望~「好調経済」の内実を問う①~ 人口増や海外、県外からの観光客需要の活発さなどを背景に、沖縄地域の景気はかつてないほど好調だ。「バブル期なみ、もしかしたらバブルの時を超えている」と話す経営者も[…] 島田尚徳 2017.12.12 基地 政治 社会 データから見る沖縄の意識と世代 NHKが沖縄県民を対象に定期的に実施してきた世論調査に、「復帰後も沖縄にアメリカ軍基地が残っているが、どのように思うか」という質問項目がある。[…] 山本 章子 2017.12.09 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その2】 北朝鮮の核開発が表面化し、これを阻止しようとアメリカが武力行使も検討したのが第一次北朝鮮核危機(1993年~94年)である。この危機は、細川護煕、羽田孜という[…] 宮城 大蔵 2017.12.06 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その1】 NHK教育テレビで放映されたETV特集『ペリーの告白 ~元米国防長官・沖縄への旅』(11月18日放送)は、日本の安全保障や沖縄基地問題を考える上で、大変に興味深く、また示唆に富む番組であった。[…] 宮城 大蔵 2017.12.03 ライフスタイル 文化 社会 【書評】佐藤モニカの沖縄詠 ―歌集『夏の領域』から― 佐藤モニカの第一歌集『夏の領域』(本阿弥書店)が9月に刊行された。作者は1974年生。2011年に「マジックアワー」30首で短歌の新人賞「歌壇賞」を受賞した。[…] 屋良 健一郎 2017.11.30 文化 環境 社会 琉球・沖縄が地政学的に培った外交能力~元防衛研究所戦史部長の視座~【下】 ペリー提督が琉球へ来航したのは、小笠原探検時に寄港したのを含めて5回である。初回の江戸幕府との交渉は失敗に終わり、帰路、那覇に立ち寄り、翌1854年再び那覇に来航、開国要求の再交渉のため江戸に向かう。[…] 林吉永 2017.11.26 文化 環境 社会 琉球・沖縄が地政学的に培った外交能力~元防衛研究所戦史部長の視座~【中】 那覇市の南へ10数キロ、東シナ海に面して良港に恵まれた糸満市がある。琉球王朝時代から、サバニをあやつってする漁業の中心にあった。これを追い込み漁という。[…] 林吉永 2017.11.25 文化 環境 社会 琉球・沖縄が地政学的に培った外交能力~元防衛研究所戦史部長の視座~【上】 本稿は2000年2月に当時、防衛研究所戦史部長だった林吉永氏が「沖縄随想」のタイトルで執筆、保管していたエッセーを一般初公開していただきました。 林吉永 2017.11.25 基地 政治 社会 基地配備は争点にならず? 「自衛隊」で揺れる石垣島 ことしの入域観光客数が過去最多の130万人を超える勢いをみせている石垣島。人口4万9000人余の島は観光客の増加で活気づいている。でも、訪れた人は気づいたはずだ。その裏側にある住民同士の対立の気配に。 島のあちこちに立つ […] 比嘉 盛友 2017.11.02 基地 政治 社会 2017年総選挙 沖縄での選挙結果から見えてくるもの 10月22日に行われた衆議院総選挙では、自民党と公明党が議席数の三分の二以上を獲得して圧勝した。一方、沖縄の選挙戦は、全国レベルと異なる様相を呈した。宜野湾市にある米海兵隊の普天間飛行場の名護市辺野古への移設の是非が最大 […] 野添 文彬 2017.11.02 基地 政治 社会 亡くなった大田元知事に、翁長知事は何を語りかけたのか 沖縄県知事は県民のお父さん 全国47都道府県の首長は、言うまでもなく知事だ。しかしその中でも、沖縄の知事はどこか違う意味合いを含んでいると、取材で訪れるたび感じていた。政治家という枠を超えた濃密な感情を、多くの県民が抱い […] 松原 耕二 2017.11.02 ライフスタイル 文化 社会 「観光客帰れ!」と言われた話 「観光客帰れ!」と、初体験の沖縄で言われた。といっても、20年以上前の話だが。以後、「観光客」のまま、ごく薄く、断続的に沖縄のことを考えては、たまに関連で仕事をしてきた。沖縄や安保の専門家ばかりの本サイト執筆陣で、私だけ […] 鈴木 英生 2017.11.01 戻る 1 … 6 7 8 9 10 11