政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【下】 渡辺 豪 2022.06.15 政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【中】 2021年11月に発刊された『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク刊)の共編者、秋山道宏・沖縄国際大学准教授(39)、古波藏契・明治学院大学社会学部付属研究所研究員(31)、前田勇樹・琉球大学附属図書館一般職員(31) […] 渡辺 豪 2022.06.15 政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【上】 2021年11月に発刊された『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク刊)の共編者、秋山道宏・沖縄国際大学准教授(39)、古波藏契・明治学院大学社会学部付属研究所研究員(31)、前田勇樹・琉球大学附属図書館一般職員(31) […] 渡辺 豪 2022.06.15 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・後編》 紆余曲折の末、旧来の「保守」勢力と、石垣初の「保・革共闘」による対決となった石垣市長選。結果は、「保守」が推す現市長の中山義隆(なかやま・よしたか)氏が、「保・革共闘」の砥板芳行(といた・よしゆき)氏に2454票差をつけ […] 川端俊一 2022.06.03 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・前編》 陸上自衛隊のミサイル駐屯地建設を認めるか否か――。それ自体はもはや争点ではなかったが、政治的立ち位置を見定めるためには依然、重要な指標であった。2022年2月27日に投開票が行われた沖縄県石垣市長選で、自民・公明が推す現 […] 川端俊一 2022.05.18 基地 政治 社会 問われる本土メディアの視線 復帰50年に合わせ、新聞・テレビのみならずSNSも含め多くのメディアで一気に琉球・沖縄関連の情報量が増えている。新聞・放送の両博物館でも特別展が開催中だ。それらでも共通する節目報道の視点は、過去を振り返るとともに現在を検 […] 山田健太 2022.05.16 基地 政治 社会 復帰50年-沖縄と本土の「戦後・冷戦後・ポスト冷戦後」 食い違う節目の日 今日、5月15日は沖縄の本土復帰(日本復帰)から50年という節目の日だ。日本本土と沖縄とでは、節目の日が食い違うことも多い。沖縄の慰霊の日は、8月15日の終戦の日に先立つ6月23日で、日本本土がサンフラ […] 宮城 大蔵 2022.05.15 ライフスタイル 文化 社会 路上生活者の聞き取りと「弱者の連帯」の可能性 神奈川県川崎市で路上生活をしている沖縄出身者たちのライフストーリーの記録集が、沖縄の日本復帰50年目に当たる5月15日に発行される。中心となって聞き取りに当たったのは、30年近く川崎市でホームレスの巡回支援をしている水嶋 […] 渡辺 豪 2022.05.15 基地 政治 社会 いまこそ戦争の教訓を語り継げ―沖縄復帰50年の意義― ウクライナと東京、沖縄 ウクライナから日々、避難で離散する家族や、ミサイル攻撃で廃墟と化した市街地、家族の遺体を抱いて慟哭する人々の映像が届く。かつて日本でも同じ光景が展開された。太平洋戦争(1941~45年)中、日本各 […] 山本 章子 2022.05.03 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄県・石垣島でおきていること《市議会編》 2022年2月27日に投開票が行われた沖縄県の離島、石垣市の市長選挙で、自民・公明が推す現職の中山義隆(なかやま・よしたか)氏が4選を果たした。争点の一つは、島内への陸上自衛隊ミサイル部隊の配備計画に関する住民投票の実施 […] 川端俊一 2022.04.22 政治 社会 経済 『戦後沖縄の政治と社会』―復帰50年を考える視座として *本稿は『戦後沖縄の政治と社会』の執筆陣7名で分担執筆したが、編集上の都合により、執筆者を代表として平良の名前のみを記載している。 『戦後沖縄の政治と社会』を刊行 今年は沖縄の日本復帰50年という節目の年である。アメリカ […] 平良好利 2022.04.08 基地 政治 社会 国境に面した島嶼の軍事要塞化は国際常識か 「国境に面した島嶼に軍事基地を置くのは国際常識である」という意見がある。ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け、そのような声は強くなっているようである。はたしてそうだろうか。軍事ジャーナリストの小西誠氏、外交史専門家の豊下 […] 安里長従 2022.03.05 政治 文化 社会 復帰50年の沖縄報道 沖縄復帰50年の年を迎え本土メディアも含め様々な特集が組まれている。そこで伝えられている沖縄を、一言でまとめれば「大きく変わったが実は変わっていない」となろうが、これは言論状況にも当てはまる。 直近の少年失明事件と沖縄 […] 山田健太 2022.02.26 基地 政治 社会 もう一つの「2・24」 2022年2月24日。この日があまりに「普通の日」として始まり、私は朝から暗澹たる気分だった。辺野古新基地建設の是非を問う県民投票で、投票した県民の72%が反対の意思表示をした日から3年。そんな沖縄の声を、時の政権は「沖 […] 西尾慧吾 2022.02.25 基地 政治 社会 崩壊した「普天間問題」の構図 米中対立の先鋭化が「普天間問題」の構図を崩壊させるに至った、と断じても過言ではないであろう。普天間問題とは言うまでもなく、世界一危険な普天間飛行場の危険性を取り除くため辺野古につくる新たな基地に移設させる、という政府方針 […] 豊下楢彦 2022.02.04 基地 政治 社会 未完のサンフランシスコ体制と沖縄復帰50年【下】 東アジアの特異な国際関係 サンフランシスコ講和から70年を経た今日、東アジアは世界的に見ても特異な地域だろう。米ソ冷戦の終結に前後して、ドイツをはじめ世界的に分断国家は姿を消したが、中国・台湾、南北朝鮮という二つの分断国 […] 宮城 大蔵 2022.01.02 基地 政治 社会 未完のサンフランシスコ体制と沖縄復帰50年【上】 沖縄復帰50年、サンフランシスコ講和条約70年 今年、2022年は言うまでもなく沖縄の本土復帰(1972年)から50年という節目の年である。その一方で今年は、サンフランシスコ講和条約の発効(1952年)から70年でもあ […] 宮城 大蔵 2022.01.01 ライフスタイル 文化 社会 人間の序列化と境界、植民地主義のいま 【おすすめ三点】 ■京大よ、還せ―琉球人遺骨は訴える(松島泰勝・山内小夜子編著、耕文社) 「琉球民族遺骨返還請求訴訟」の原告らが論点を解説 ■沖縄の植民地的近代(松田ヒロ子著、世界思想社) 植民地支配下の台湾と沖縄を往復 […] 渡辺 豪 2021.12.30 基地 政治 社会 過熱する米中対立の「最前線」~BS-TBS報道1930の石垣島リポート コロナ禍で失った観光の賑わいを取り戻しつつある沖縄県石垣島で、陸上自衛隊ミサイル部隊の駐屯地建設が進んでいる。過熱する米中対立の「最前線」で島の住民たちは今、何を思うのか、そして有事の備えは万全なのか、島を取材した。 ( […] 石川瑞紀 2021.12.23 政治 社会 総選挙で「左に寄り過ぎた」が意味することは? 立憲・共産提携の「主と従」 先日の総選挙(10月31日投開票)は、自民苦戦と立憲民主の議席増という大半の報道各社の予想が外れる形で、自民と立憲がともに微減、その分を日本維新の会が伸ばした形となった。その理由や背景につい […] 宮城 大蔵 2021.11.30 基地 政治 社会 「市民と野党の共闘」を絶やさないために―「遺骨土砂問題」意見書運動の持つ力 衆院選の結果は厳しいものだった。自公政権があれほど立憲主義・地方自治を蹂躙したというのに、「市民と野党の共闘」は政権交代を実現出来なかったからだ。「市民の、市民による、市民のための政治」を取り戻す選挙戦になるとの期待が高 […] 西尾慧吾 2021.11.03 基地 政治 社会 菅首相退陣後の政治と沖縄 菅首相の退陣から総選挙へ 菅義偉首相が今月はじめに退陣して1カ月あまり。自民党総裁選挙から岸田文雄氏の総裁選出と首相就任、そして解散総選挙と、この間の政治の動きは目まぐるしい。 その一方で、週刊誌系のオンラインメディア […] 宮城 大蔵 2021.10.29 ライフスタイル 政治 社会 わたしはわたし~遺骨土砂問題、珠洲市議会意見書採択までの記録 「わたしはわたし」と書かれたチラシを部屋に貼っている。 『i-新聞記者』を観て以来、 I、わたし、という一人称単数に惹かれて 村上春樹の本も買って、得意の積読をしたり、 「主語を小さく」という堀潤さんの言葉に出会って感銘 […] 坂本菜の花 2021.10.03 政治 文化 社会 「記録する闘い」~DHC『ニュース女子』一審判決を取材して 勝訴なのに、哀しみが満ちていた 2021年9月1日、ある民事裁判の判決の日。原告の記者会見をオンラインで見ていた30年来の友人はこう呟きました。「あんな顔の辛(シン)淑玉(スゴ)を見たのは初めてだ」 5年前、沖縄県名護市 […] 斉加尚代 2021.09.23 政治 社会 経済 「サンマデモクラシー」と「人頭税」廃止 -時代を動かした二つの異議申し立て 魚卸業の女将が起こした「サンマ裁判」 アメリカ統治下の沖縄で起きた「サンマ裁判」を題材にした映画、『サンマデモクラシー』が公開されている。サンマへの輸入関税をめぐる魚卸売業の女将の裁判奮闘記が活写されていて画面から目が […] 宮城健蔵 2021.09.15 基地 政治 社会 9月議会に向け、「遺骨土砂問題」意見書採択を各地で! 防衛省・沖縄防衛局は、沖縄戦戦没者のご遺骨が染み込んだ沖縄県南部から採取した土砂を用いて辺野古新基地建設を強行する計画だ。コロナで訪沖出来ない今こそ、地元で沖縄からの問題提起に応えるべきだと考えた私は、「遺骨で基地を作る […] 西尾慧吾 2021.08.19 基地 政治 社会 香港、台湾、そして沖縄…? 麻生太郎氏の「中国脅威論」 麻生太郎氏の気になる「持論」 先日、目にした記事が気になっている。昨今の香港における中国の強硬姿勢は顕著だが、「同じことが台湾で起きない保証はないと考えると、台湾の次は沖縄」。こう「持論」を披露したのは麻生太郎副総理兼財 […] 宮城 大蔵 2021.07.31 政治 文化 社会 「現代的レイシズム論」からみた石垣島の現状 現代のレイシズムは、「人種なきレイシズム」と言われている。科学的に「人種」というものは否定され、人類はホモ・サピエンスという単一の種であることが確認されているからである。つまり、「人種は生物学的現象ではなく『社会的神話』 […] 安里長従 2021.07.05 ライフスタイル 政治 社会 北摂から全国へ―「遺骨土砂問題」意見書採択への取り組み 6月議会が終わり、地方自治体から「遺骨土砂問題」に関する意見書をあげる動きの成果が見え始めた。私も地元・北摂での運動に関わり、茨木市・吹田市では意見書採択を実現することが出来た。この流れがようやく全国メディアでも報じられ […] 西尾慧吾 2021.07.02 基地 政治 社会 沖縄現代史の節目をどう捉えるか 25年、49年、そして76年 沖縄には日本本土と異なる現代史の節目が多い。特に4月から6月にかけてで、今年は4月に1996年の普天間返還合意から25年、5月には沖縄返還から49年、そして今月6月23日は沖縄戦の終結(日 […] 宮城 大蔵 2021.06.26 戻る 1 2 3 4 5 6 7 … 11 進む