執筆者 立岩陽一郎 調査報道NPO「ニュースのタネ」編集長 1967年、横浜市生まれ。一橋大学卒業後、NHK入局。沖縄放送局、テヘラン特派員、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職、17年からフリーランスジャーナリスト。著書に『NPOメディアが切り開くジャーナリズム 「パナマ文書」報道の真相』 『トランプ王国の素顔 : 元NHKスクープ記者が王国で観たものは』など。 立岩陽一郎の記事一覧 政治 文化 社会 沖縄の政治家は保守も革新も瀬長亀次郎の残像を残している 夕暮れ時、大阪・大正区の広場で集まった人々の視線を浴びる男性。ギターを弾き、熱唱する。 「And darling,darling,stand by me……」 よく通る声がほろ酔い気分の観衆の耳に心地よく響く。 「凄い […] 立岩陽一郎 2019.09.14 ライフスタイル 基地 社会 なぜ本土で基地問題への関心が高まらないのか? 辺野古でのアメリカ軍基地の建設の賛否を問うた沖縄の県民投票は、反対が賛成を大きく上回った。投票日の前夜、那覇市内の居酒屋に友人、知人が集まった。沖縄県庁職員、沖縄の地元紙デスク、東京の大手メディアの記者など。泡盛を酌み交 […] 立岩陽一郎 2019.03.20 基地 政治 社会 「辺野古が唯一」にファクトチェックを! それは私にとっては、過去のいまいましい記憶についての告白だ。23年前のことだ。 「普天間基地返還で合意」 NHK記者として沖縄に駐在していた1996年4月12日、宿泊先の東京のホテルで日本経済新聞の1面を見て絶句した。 […] 立岩陽一郎 2019.03.11 基地 政治 社会 「安保の無銭飲食」の罪と向き合う 「もし土地が軍事目的で求められるとなると、代わりに使える土地を見つけるのが困難となる。琉球の人々の感情に配慮して対応してもらいたい」(筆者訳) 1957年6月21日に行われた日米政府高官の会談議事録だ。米国の公文書館で […] 立岩陽一郎 2019.03.10