執筆者 文箭祥人 ジャーナリスト 1964年兵庫県生まれ。1987年大阪市立大学理学部卒、関西の民放に入社。 ラジオ報道部記者として戦後補償問題などを取材。現在、コンプライアンス室勤務の傍ら、沖縄戦やフィリピン戦、南洋戦、空襲の民間被害者の未補償問題に取り組んでいる。 文箭祥人の記事一覧 ライフスタイル 政治 社会 司法が認めた沖縄戦の実態⑤ 沖縄戦の被害について国の責任を求めた裁判で、2018年、最高裁判所は、国の責任は認めなかったものの、沖縄戦の被害については原告の訴えを認める判決を出した。つまり司法が沖縄戦の悲惨な実態を認めたということだ。では、裁判所が […] 文箭祥人 2020.08.01 ライフスタイル 政治 社会 司法が認めた沖縄戦の実態④~慰霊の日 75年前の沖縄は戦場だった 6月23日、沖縄は慰霊の日を迎える。これは太平洋戦争で唯一地上戦を経験した沖縄で、日本軍による組織的な戦闘行動が終わった日だ。よく、新型コロナ禍は戦争だと表現する人がいる。つまり今、我々は戦場にいるんだと。本当だろうか? […] 文箭祥人 2020.06.21 ライフスタイル 基地 政治 司法が認めた沖縄戦の実態③ 例えば、今、私たちは新型コロナウイルスに感染することを避けるため、外出を自粛している。ただ、実際には外出して直ぐに感染するわけではない。 では、例えば、あなたが家にいて、家から一歩でも出ればウイルスに感染するとする。その […] 文箭祥人 2020.04.30 ライフスタイル 政治 社会 司法が認めた沖縄戦の実態② なぜ 、大阪から沖縄へ行くのか 「沖縄戦での被害者の傷は癒されることなく続いている」 それは小冊子に書かれていた。2009年だったと思う。私は大阪の放送局で記者をしていて、太平洋戦争中に起きた大阪空襲の被害者を取材してい […] 文箭祥人 2020.03.24 ライフスタイル 文化 社会 司法が認めた沖縄戦の実態① 太平洋戦争下の日本で唯一の地上戦を経験した沖縄。その凄惨な状況は沖縄では語り継がれているが、本土にはあまり伝わっていない。それどころか、それは被害を誇張したものと主張する人もいる。こうした中、沖縄戦の被害について国の責任 […] 文箭祥人 2020.01.28