執筆者 山田健太 専修大学教授 1959年、京都市生まれ。専修大学文学部(ジャーナリズム学科)教授。専門は言論法、ジャーナリズム研究。日本ペンクラブ専務理事、情報公開クリアリングハウス理事など。主著に『沖縄報道 日本のジャーナリズムの現在』、『放送法と権力』、『法とジャーナリズム』、『現代ジャーナリズム事典』など。 山田健太の記事一覧 基地 政治 社会 安倍政権と沖縄~情報操作の軌跡 安倍政権を象徴する事象として、アベノミクス、集団的自衛権の容認、教育改革(道徳の教科化)、天皇代替わり(改元)などが挙げられるだろう。そして沖縄にとっては、辺野古新基地建設をめぐって、官邸vs.沖縄県政(翁長&デニー)の […] 山田健太 2020.09.10 基地 政治 社会 沖縄報道~戦争による断絶の歴史から考察する 沖縄県石川市(現うるま市)の宮森小学校に米軍ジェット機が墜落し、多数の死傷者が出た1959年6月30日から60年が経つ。2019年のこの日、東京でそれを伝える番組や記事はごくわずかだったが、地元では様々な番組や新聞連載が […] 山田健太 2019.10.03 基地 政治 社会 沖縄県民投票をメディアはどう報じたか 辺野古新基地建設をめぐる政府言説の特徴は、隠蔽(はぐらかし)と誤導(印象操作)だ。 「1日も早い危険性の除去」に「最低13年かかる」ことは、あまりにも矛盾する<不都合な真実>だ。しかも工事の遅れは「沖縄県(民)の妨害」のためと責任転嫁をすることしきりでもある。[…] 山田健太 2019.03.05 基地 文化 社会 土砂投入を新聞はどう報じたか 12月14日の土砂投入を受け、全国で30紙以上が社説を掲げた。また15日朝刊では多くの新聞が複数の面で展開するなど、相当の大きな扱いをしている。[…] 山田健太 2018.12.27