基地 政治 環境 ウクライナと「破滅への道」 豊下楢彦 2022.06.15 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・後編》 紆余曲折の末、旧来の「保守」勢力と、石垣初の「保・革共闘」による対決となった石垣市長選。結果は、「保守」が推す現市長の中山義隆(なかやま・よしたか)氏が、「保・革共闘」の砥板芳行(といた・よしゆき)氏に2454票差をつけ […] 川端俊一 2022.06.03 基地 政治 文化 有事の覚悟を迫る本土 復帰50年の現実 【おすすめ三点】 ■新版 沖縄の民衆意識(大田昌秀、新泉社) 新聞記事から近現代の沖縄民衆の意識を掘り起こす ■つながる沖縄近現代史―沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム(前田勇樹・古波藏契・秋山道宏編、ボーダー […] 渡辺 豪 2022.06.03 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・前編》 陸上自衛隊のミサイル駐屯地建設を認めるか否か――。それ自体はもはや争点ではなかったが、政治的立ち位置を見定めるためには依然、重要な指標であった。2022年2月27日に投開票が行われた沖縄県石垣市長選で、自民・公明が推す現 […] 川端俊一 2022.05.18 基地 政治 文化 全国で「憲法」がどう報じられているか 沖縄と縁が深い「ウルトラマン」シリーズの新作が昨日、公開された。同じ円谷プロが手掛けた特撮映画の代表作が「ゴジラ」だ。沖縄が日本から切り離されて間もない1954年に、〝水爆大怪獣映画〟として生まれた。そこでは防衛隊の名称 […] 山田健太 2022.05.17 基地 政治 社会 問われる本土メディアの視線 復帰50年に合わせ、新聞・テレビのみならずSNSも含め多くのメディアで一気に琉球・沖縄関連の情報量が増えている。新聞・放送の両博物館でも特別展が開催中だ。それらでも共通する節目報道の視点は、過去を振り返るとともに現在を検 […] 山田健太 2022.05.16 基地 政治 社会 復帰50年-沖縄と本土の「戦後・冷戦後・ポスト冷戦後」 食い違う節目の日 今日、5月15日は沖縄の本土復帰(日本復帰)から50年という節目の日だ。日本本土と沖縄とでは、節目の日が食い違うことも多い。沖縄の慰霊の日は、8月15日の終戦の日に先立つ6月23日で、日本本土がサンフラ […] 宮城 大蔵 2022.05.15 ライフスタイル 基地 文化 ウチナーへの復帰 東京の空はとても高い。高くて広くて、時折見るのは旅客機だけだ。 娘も「こっちの空うるさくないね。」と現状を理解する年齢になった。東京に来て空を見上げる事がほとんど無くなった。沖縄では米軍機が怖くて、うるさくて嫌で嫌で、日 […] 明 有希子 2022.05.14 ライフスタイル 基地 政治 穀雨南風⑮~復帰50年・フェンスが突きつける現実 先日、毎日新聞などが主催する「沖縄復帰50年を問い直す」 というシンポジウム(毎日新聞社など主催)で、 基調講演をさせていただきました。 きょうは、そのときの講演録を少しだけ手直ししたものを掲載します。 「本土」という言 […] 松原 耕二 2022.05.13 基地 政治 社会 いまこそ戦争の教訓を語り継げ―沖縄復帰50年の意義― ウクライナと東京、沖縄 ウクライナから日々、避難で離散する家族や、ミサイル攻撃で廃墟と化した市街地、家族の遺体を抱いて慟哭する人々の映像が届く。かつて日本でも同じ光景が展開された。太平洋戦争(1941~45年)中、日本各 […] 山本 章子 2022.05.03 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄県・石垣島でおきていること《市議会編》 2022年2月27日に投開票が行われた沖縄県の離島、石垣市の市長選挙で、自民・公明が推す現職の中山義隆(なかやま・よしたか)氏が4選を果たした。争点の一つは、島内への陸上自衛隊ミサイル部隊の配備計画に関する住民投票の実施 […] 川端俊一 2022.04.22 基地 政治 文化 嶋田叡知事は沖縄戦での「恩人」か?(下) 【講演録 沖縄戦時の知事・島田叡と戦争責任】 この10年ばかり、沖縄戦で没した戦前最後の官選 沖縄県知事・嶋田叡(あきら)が、書籍や映画でさかんに取り上げられるなど注目を集めている。だが、嶋田知事は本当に戦時下 […] 伊佐眞一 2022.03.31 基地 政治 文化 嶋田叡知事は沖縄戦での「恩人」か?(上) 【講演録 沖縄戦時の知事・島田叡と戦争責任】 この10年ばかり、沖縄戦で没した戦前最後の官選沖縄県知事・嶋田叡(あきら)が、書籍や映画でさかんに取り上げられるなど注目を集めている。だが、嶋田知事は本当に戦時下の沖縄住民に […] 伊佐眞一 2022.03.31 基地 政治 社会 国境に面した島嶼の軍事要塞化は国際常識か 「国境に面した島嶼に軍事基地を置くのは国際常識である」という意見がある。ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け、そのような声は強くなっているようである。はたしてそうだろうか。軍事ジャーナリストの小西誠氏、外交史専門家の豊下 […] 安里長従 2022.03.05 基地 政治 社会 もう一つの「2・24」 2022年2月24日。この日があまりに「普通の日」として始まり、私は朝から暗澹たる気分だった。辺野古新基地建設の是非を問う県民投票で、投票した県民の72%が反対の意思表示をした日から3年。そんな沖縄の声を、時の政権は「沖 […] 西尾慧吾 2022.02.25 基地 政治 社会 崩壊した「普天間問題」の構図 米中対立の先鋭化が「普天間問題」の構図を崩壊させるに至った、と断じても過言ではないであろう。普天間問題とは言うまでもなく、世界一危険な普天間飛行場の危険性を取り除くため辺野古につくる新たな基地に移設させる、という政府方針 […] 豊下楢彦 2022.02.04 基地 政治 経済 「同盟強靭化予算」は何を意味するのか コロナ禍の五輪を「安心・安全の大会」と唱え、こども庁はいつの間にか「こども家庭庁」になった。何か変。そう感じる人も少なくないだろう。 政府はこれまでも、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法を「平和安全法制」と命 […] 渡辺 豪 2022.02.02 基地 政治 経済 「交付金」と名護市長選 「風」が吹かなかった選挙 1月16日の名護市長選告示日。土曜の昼間だというのに、同市の中心街には人ひとりいなかった。飲食店はどこも「当分テイクアウトのみ」の張り紙を出している。昨年12月から新型コロナウイルスのオミクロン […] 山本 章子 2022.01.25 基地 政治 社会 未完のサンフランシスコ体制と沖縄復帰50年【下】 東アジアの特異な国際関係 サンフランシスコ講和から70年を経た今日、東アジアは世界的に見ても特異な地域だろう。米ソ冷戦の終結に前後して、ドイツをはじめ世界的に分断国家は姿を消したが、中国・台湾、南北朝鮮という二つの分断国 […] 宮城 大蔵 2022.01.02 基地 政治 社会 未完のサンフランシスコ体制と沖縄復帰50年【上】 沖縄復帰50年、サンフランシスコ講和条約70年 今年、2022年は言うまでもなく沖縄の本土復帰(1972年)から50年という節目の年である。その一方で今年は、サンフランシスコ講和条約の発効(1952年)から70年でもあ […] 宮城 大蔵 2022.01.01 基地 政治 社会 過熱する米中対立の「最前線」~BS-TBS報道1930の石垣島リポート コロナ禍で失った観光の賑わいを取り戻しつつある沖縄県石垣島で、陸上自衛隊ミサイル部隊の駐屯地建設が進んでいる。過熱する米中対立の「最前線」で島の住民たちは今、何を思うのか、そして有事の備えは万全なのか、島を取材した。 ( […] 石川瑞紀 2021.12.23 ライフスタイル 基地 環境 だから今日も私は「異常な空」を自分が出来るカタチで訴える~米軍機からの部品落下事故から4年 今日、ぼくは、12.13を考える日には参加しませんでした。 なぜならその時、2年1組で、まどの一番近くにいました。でも、おどろきすぎてたせいか、その時のことは、今は12月13日に、きちのへりの落下物があったことしか覚えて […] 明 有希子 2021.12.05 基地 政治 社会 「市民と野党の共闘」を絶やさないために―「遺骨土砂問題」意見書運動の持つ力 衆院選の結果は厳しいものだった。自公政権があれほど立憲主義・地方自治を蹂躙したというのに、「市民と野党の共闘」は政権交代を実現出来なかったからだ。「市民の、市民による、市民のための政治」を取り戻す選挙戦になるとの期待が高 […] 西尾慧吾 2021.11.03 基地 政治 社会 菅首相退陣後の政治と沖縄 菅首相の退陣から総選挙へ 菅義偉首相が今月はじめに退陣して1カ月あまり。自民党総裁選挙から岸田文雄氏の総裁選出と首相就任、そして解散総選挙と、この間の政治の動きは目まぐるしい。 その一方で、週刊誌系のオンラインメディア […] 宮城 大蔵 2021.10.29 基地 政治 環境 島々を日米同盟の「盾」にする要塞化計画――鹿児島県・馬毛島で何が起きているのか 九州南端から台湾近海まで連なる南西諸島の島々で、自衛隊の駐屯地が相次いで建設され、部隊が配備されている。鹿児島県西之表市・馬毛島(まげしま)でも、防衛省が新たな自衛隊基地の建設計画を進めようとしている。アメリカ海軍の空母 […] 川端俊一 2021.09.04 基地 政治 社会 9月議会に向け、「遺骨土砂問題」意見書採択を各地で! 防衛省・沖縄防衛局は、沖縄戦戦没者のご遺骨が染み込んだ沖縄県南部から採取した土砂を用いて辺野古新基地建設を強行する計画だ。コロナで訪沖出来ない今こそ、地元で沖縄からの問題提起に応えるべきだと考えた私は、「遺骨で基地を作る […] 西尾慧吾 2021.08.19 ライフスタイル 基地 政治 戦死者の尊厳すらないがしろにする「日本」とは 元自民党幹事長の古賀誠氏は父親の顔を覚えていない。父親は古賀氏が2歳のときに出征した。終戦後、自宅に白木の箱が届いた。中には父親がフィリピン・レイテ島で戦死したことを伝える紙片だけが入っていた。空っぽの箱。それが父親を連 […] 安田浩一 2021.08.10 基地 政治 社会 香港、台湾、そして沖縄…? 麻生太郎氏の「中国脅威論」 麻生太郎氏の気になる「持論」 先日、目にした記事が気になっている。昨今の香港における中国の強硬姿勢は顕著だが、「同じことが台湾で起きない保証はないと考えると、台湾の次は沖縄」。こう「持論」を披露したのは麻生太郎副総理兼財 […] 宮城 大蔵 2021.07.31 基地 政治 社会 沖縄現代史の節目をどう捉えるか 25年、49年、そして76年 沖縄には日本本土と異なる現代史の節目が多い。特に4月から6月にかけてで、今年は4月に1996年の普天間返還合意から25年、5月には沖縄返還から49年、そして今月6月23日は沖縄戦の終結(日 […] 宮城 大蔵 2021.06.26 基地 政治 社会 今年の「慰霊の日」に寄せて―今こそすべき沖縄戦継承の形 今年の「慰霊の日」近辺は慌ただしかった。6月22日は茨木市議会を傍聴し、「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書」が全会一致で採択される現場を見届けた。 6月23日は急遽上京し、茨木市の山下慶 […] 西尾慧吾 2021.06.25 戻る 1 2 3 4 5 6 7 … 9 進む