基地 社会 経済 【書評】「沖縄経済入門(第2版)」(沖縄国際大学経済学科編) 島田尚徳 2021.01.22 基地 政治 社会 石垣島の住民投票を求める裁判、ここだけは押さえてほしい点、ここだけは理解してほしい点 未だ多くの方が良くわかっていなかったり、誤解していたりする石垣島への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票の裁判。その裁判の控訴審が1月20日から福岡高等裁判所那覇支部ではじまる。住民投票の義務付けを求める裁判は全国でも […] 安里長従 2021.01.09 ライフスタイル 基地 社会 – 異質の意味 –緑ヶ丘保育園への米軍機部品落下事故から3年 みなさんが見上げる空は何色だろう。 その土地の様々な夜空が頭上に広がっているはず。 12月にもなると、さすがの南国沖縄でも日が暮れるのが早い。仕事を終え、娘を学童に迎えにいって帰宅する19時過ぎ、辺りはすっかり真っ暗だ。 […] 明 有希子 2020.12.17 ライフスタイル 基地 社会 沖縄で安全保障を研究する意味 ラッキーナンバー41 私事で恐縮だが、拙著『日米地位協定』(中公新書、2019年)が2020年度の石橋湛山賞を受賞した。偶然にも、41歳で第41回同賞をちょうだいすることになった。ちなみに、同じく今年1月に受賞した沖縄研 […] 山本 章子 2020.12.06 基地 政治 社会 「辺野古」の完成を悲観する米シンクタンク 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が11月に発表した報告書で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設として名護市辺野古で建設が進む新基地について、「完成する可能性は低い」と分析していることが分かった。要 […] 渡辺 豪 2020.12.02 ライフスタイル 基地 文化 遺骨収集と辺野古埋め立て 辺野古の新基地建設に向け、防衛省沖縄防衛局が沖縄県に提出した工事の設計変更承認申請の内容が、思わぬ波紋を広げている。埋め立てに使う土砂を、沖縄戦の激戦地だった沖縄本島南部から採取することが新たに盛り込まれたからだ。 「戦 […] 渡辺 豪 2020.10.15 基地 政治 社会 安倍政権と沖縄~情報操作の軌跡 安倍政権を象徴する事象として、アベノミクス、集団的自衛権の容認、教育改革(道徳の教科化)、天皇代替わり(改元)などが挙げられるだろう。そして沖縄にとっては、辺野古新基地建設をめぐって、官邸vs.沖縄県政(翁長&デニー)の […] 山田健太 2020.09.10 基地 政治 社会 安倍政権の終焉、そしてこれから 憲政史上最長、そして首相としての連続在職期間でも7年8か月と、最長を記録した安倍晋三政権が「記録達成」の直後に幕を下ろした。第二次安倍政権の最大の功績は、政治に安定をもたらしたことだろう。旧民主党政権のみならず、小泉純一 […] 宮城 大蔵 2020.09.06 ライフスタイル 基地 社会 忘れてはならない「原点」とは~普天間・辺野古問題 沖縄の女児が3人の米軍人に暴行された1995年9月の「少女暴行事件」。事件の衝撃は県民の怒りに火をつけ、日米安保体制を足元から揺るがした。あれから25年。浮き彫りになった課題は置き去りにされたままだ。 「尊厳を守れなかっ […] 渡辺 豪 2020.09.04 基地 政治 社会 「安保」によって起きた事故を「全国紙」はどう扱ったか―沖縄国際大米軍ヘリ墜落事故報道の遅すぎる検証 あれから16年になる。2004年8月13日、沖縄県宜野湾市にある沖縄国際大学の構内に、隣接する「アメリカ海兵隊普天間飛行場」を離陸した大型輸送ヘリが墜落した事故。沖縄のアメリカ軍基地がいかに危険であるか、を示す証左として […] 川端俊一 2020.08.28 基地 政治 社会 【対談】長島昭久議員×屋良朝博議員~「辺野古見直し」動くのは今だ 陸上イージスの配備計画中止が可能なら、政府がこだわる「辺野古」はどうなのか。見直しを提言した長島昭久氏(自民)と沖縄選出の屋良朝博氏(国民)の両衆院議員に対談してもらった。 「縮小案」で普天間返還は可能か ―河野太郎防衛 […] 渡辺 豪 2020.08.22 基地 政治 社会 石垣住民投票裁判の判決(8月27日)を控え~裁判の経緯と争点の整理 昨年9月19日、沖縄県石垣市の市民30名が那覇地方裁判所に提訴・申し立てをした「石垣市平得大俣地域への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票実施義務付け等請求及び仮の義務付けの申し立て」につき、8月27日の午前11時30 […] 安里長従 2020.08.19 基地 政治 社会 沖縄から眺望できる「国民的思考停止」という病の風景――辺野古米軍基地建設とは何なのか 新型コロナウィルスの緊急事態宣言は解除されたが、なお多くの人々が困窮にあえいでいる。未知の感染症が落とす影は依然大きく、私たちの社会を暗然と覆っている。だが、そこで見えた数々の問題も含めて、この国の本当の「病」は、感染 […] 川端俊一 2020.08.10 基地 政治 社会 海兵隊の再編は沖縄に何をもたらすか【下】 「兵力デザイン2030」と海兵沿岸連隊の設置 今年2020年3月、バーガー海兵隊総司令官は、「兵力デザイン2030」という文書を出し、ここで非常にドラスティックな組織の再編案が示された。予算の増加が見込めない中で新たな役 […] 野添 文彬 2020.07.31 基地 政治 社会 海兵隊の再編は沖縄に何をもたらすか【上】 米中対立の激化 米中対立が激化している今日、米軍の中で特に中国に対抗するために急激な変革を進めているのが、海兵隊である。 海兵隊の変革見直しの急先鋒になっているのが、デビッド・バーガー総司令官である。彼は7月の着任直後 […] 野添 文彬 2020.07.30 基地 政治 社会 住民保護なしに進む自衛隊の南西配備と日米地位協定 海兵沿岸連隊の創設 2020年7月25日付の時事通信記事によれば、米海兵隊トップのデイビッド・バーガー総司令官は23日、同社の電話取材に対し、2027年までに対艦ミサイルなどを装備した「海兵沿岸連隊」を3連隊創設、沖縄と […] 山本 章子 2020.07.29 基地 文化 社会 「軍は住民を守らない」戦後75年と薄れる教訓 病死で遺骨も帰らぬ兵士 アントニオ・グテレス国連事務総長は2020年3月31日、新型コロナウイルス感染の世界的流行を、第2次世界大戦以来「最大の試練」と表現した。この言葉を借りれば、日本人にとって、新型コロナ感染は日中戦 […] 山本 章子 2020.07.25 基地 政治 社会 自民党内の「辺野古見直し論」は何を意味するのか 政府が秋田、山口両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を決めたことなどをきっかけに、安倍政権が沖縄で推進している辺野古新基地建設にも疑問の目が向けられている。背景には、新型コロナウイルス対策に巨 […] 渡辺 豪 2020.06.29 基地 政治 社会 日米地位協定の本質とは?―米軍の「特権」批判では見えぬ解決策― 玉石混交の新聞各紙「日米安保60年」特集 2020年は戦後75年、日米安保条約改定60年ということで、新聞各紙が日米安保条約や日米地位協定の特集を組んでいる。歴史から問題の起源をひもとき、現状と課題を問うという趣旨はどの […] 山本 章子 2020.06.02 基地 政治 社会 嘉手納爆音訴訟「国際法」で門前払い? ~対米訴訟で問われる最高裁判断 「国際慣習法」というとらえがたいものを根拠に、「在日米軍に日本の法律は原則不適用」としてきた日本の裁判所が問われている。同様の説明をしてきた日本政府の根拠の空洞ぶりが露呈するなか、在日米軍基地訴訟で最大規模の原告約2万2 […] 藤田直央 2020.05.31 基地 政治 経済 コロナ禍の沖縄~「危機の本質」を見極める 押し寄せる新型コロナウイルスの脅威と、国の辺野古新基地建設工事のゴリ押し、さらには中国公船の尖閣への領海侵犯……。沖縄は幾重もの荒波に同時に見舞われている。こんなときだからこそ、「危機の本質」を見失ってはならない。 「観 […] 渡辺 豪 2020.05.11 ライフスタイル 基地 政治 司法が認めた沖縄戦の実態③ 例えば、今、私たちは新型コロナウイルスに感染することを避けるため、外出を自粛している。ただ、実際には外出して直ぐに感染するわけではない。 では、例えば、あなたが家にいて、家から一歩でも出ればウイルスに感染するとする。その […] 文箭祥人 2020.04.30 基地 政治 文化 危機管理と民主主義 【おすすめ3点】 ■モモトVOL39(編集工房東洋企画) 特集「民主主義について」で沖縄の自治や人権を多角的に議論。 ■沖縄発 新しい提案(同実行委編、ボーダーインク) 沖縄内外の市民らが「辺野古」の民主的解決を提案。 […] 渡辺 豪 2020.04.28 基地 政治 経済 コロナ危機の今こそ辺野古移設計画の見直しを コロナ危機の最中での設計変更申請 4月21日、日本政府は、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐって、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を沖縄県に申請した。新基地建設予定地である辺野古の大浦湾には、66 […] 野添 文彬 2020.04.23 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【下】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.12 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【中】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.11 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【上】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.10 基地 政治 社会 あまり知られていない名護市議会の意見書と決議 名護市議会が可決した意見書 昨年9月26日、辺野古区が所在する名護市議会が、「新しい提案」の陳情を受け、辺野古新基地建設中止と普天間基地の県外・国外を公正で民主的な手続きにより解決することを求める意見書を賛成多数(賛成1 […] 安里長従 2020.02.06 基地 政治 環境 血税の垂れ流しが続く 沖縄の辺野古新基地の完成が2030年代以降にずれ込むことを国が認めた。今年もこう着状態が続くのは必至。無謀な政策の末路は依然不透明だ。 「普天間飛行場の一日も早い危険性除去という『辺野古』の根拠が失われた」 辺野古新基地 […] 渡辺 豪 2020.01.25 基地 政治 社会 かすむ本土の当事者意識~沖縄の全国キャラバンへの視点 「沖縄の民意」を踏まえて米軍基地問題の議論を深めてもらおうと、沖縄県は玉城デニー知事が全国を巡る「トークキャラバン」を続けている。全国の人に沖縄の声を届け、「自分ごと」として考えてもらいたい―。この呼び掛けに、「本土」の […] 渡辺 豪 2020.01.13 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 進む