基地 政治 社会 香港、台湾、そして沖縄…? 麻生太郎氏の「中国脅威論」 宮城 大蔵 2021.07.31 基地 政治 社会 沖縄現代史の節目をどう捉えるか 25年、49年、そして76年 沖縄には日本本土と異なる現代史の節目が多い。特に4月から6月にかけてで、今年は4月に1996年の普天間返還合意から25年、5月には沖縄返還から49年、そして今月6月23日は沖縄戦の終結(日 […] 宮城 大蔵 2021.06.26 基地 政治 社会 今年の「慰霊の日」に寄せて―今こそすべき沖縄戦継承の形 今年の「慰霊の日」近辺は慌ただしかった。6月22日は茨木市議会を傍聴し、「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書」が全会一致で採択される現場を見届けた。 6月23日は急遽上京し、茨木市の山下慶 […] 西尾慧吾 2021.06.25 基地 政治 社会 沖縄戦の教訓とは 1 はじめに 本日6月23日は、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から76年となる「慰霊の日」である。凄惨な地上戦の爪痕や記憶と今なお向き合う沖縄は平和を願う静かな祈りに包まれる。 新型コロナウイルスによる緊急事態宣 […] 安里長従 2021.06.23 基地 政治 社会 無力感に駆られるな!―「重要土地等調査規制法案」が成立した今、私たちにできること 6月16日、遂に重要土地等調査規制法案が参議院本会議で可決・成立してしまった。衆参両院での強行採決の末、午前2時半に本会議で成立させるという、世紀の蛮行である。 立法事実すらなく、法案の体すら成していない上、立憲主義・民 […] 西尾慧吾 2021.06.18 基地 政治 文化 「文明国ナショナリズム」の闇―言論の画一化に呑み込まれないために 「中国に対抗、数十兆円投資 G7合意、中低所得国インフラ」 6月13日付け朝日新聞朝刊の一面見出しである。この見出しを見たとき、私は「世界はまた文明・野蛮の二元論に絡め取られている」との危機感に駆られた。 これまで私は現 […] 西尾慧吾 2021.06.14 基地 政治 社会 沖縄の「戦場化」と国民保護法 バイデン大統領と菅首相との首脳会談を経て4月17日に発表された日米共同声明については様々な見方がある。例えば、「台湾海峡の平和と安定」とか「両岸問題」という表現は長年にわたって中国が使用してきた言葉であるので、事前に日中 […] 豊下楢彦 2021.06.12 基地 政治 社会 「無能法案」の恐怖―重要土地等調査規制法案成立後のシナリオ 議論の舞台を参議院に移した重要土地等調査規制法案。6月8日の参議院内閣委員会での審議では、質問者の吉川沙織議員が、同法案には政府が主張する実行力すらないことを明らかにした。数多の憲法違反を孕み、立法事実もなく、期待される […] 西尾慧吾 2021.06.11 基地 政治 社会 「重要土地等調査規制法案」廃案を目指すリスクコミュニケーション 今日6月4日、「重要土地等調査規制法案」が参議院本会議で審議入りする。そもそも立法事実すらない上、数多の憲法違反を孕むから、「法案」として国会に登場する時点でおかしい。自由で安全な市民生活の土台を破壊する法案だから、何と […] 西尾慧吾 2021.06.04 基地 政治 社会 日本の立憲主義・民主主義を蘇生する!―「重要土地等調査規制法案」の衆議院本会議通過を受けて 日本の立憲主義・民主主義は瀕死状態にある。それは、憲法違反を憚らない国会議員たちによって、粛々と「殺された」のである。 今日6月1日、「重要土地等調査規制法案」が衆議院本会議を通過した。度々書いてきたとおり、権力者の恣意 […] 西尾慧吾 2021.06.01 基地 政治 社会 国の生存権侵害を許すな!まずは「重要土地等調査法案」への抗議を! 現在、「重要土地等調査法案」が衆議院で審議中だ。今週にも強行採決されるかも知れないという。米軍専用施設が一極集中する沖縄を特段のターゲットにし、市民運動の弾圧と住民からの強制的な土地接収を可能にする憲法違反の法案だが、日 […] 西尾慧吾 2021.05.26 基地 政治 社会 沖縄が映す日本の全体主義化 5月23日、沖縄県が緊急事態宣言下に入った。政権としては、宣言適用により、河野太郎氏・細田博之氏の沖縄蔑視発言で巻き起こった怒りの幕引きを図るつもりだったかも知れないが、自らの無責任を棚に上げて沖縄に自力救済を迫る国の傲 […] 西尾慧吾 2021.05.24 ライフスタイル 基地 文化 復帰49年目の父のパスポート 沖縄から来たなら英語話せるでしょ? 喋って! 沖縄戦で兵士だった父方の祖父は、戦後数年して結核を患い、死の一歩手前までいったそうだ。重病の人は鹿児島県の病院へ搬送され、入院患者の 1 、2 割しか生存しない中、祖父は一命 […] 明 有希子 2021.05.14 ライフスタイル 基地 環境 沈黙を強いるのは誰なのか 【おすすめ3点】 ■海をあげる(上間陽子、筑摩書房) 沖縄での日々の暮らしをつづったエッセイ ■ビッグイシュー日本版399号(ビッグイシュー日本) 特集<「PFAS」。永遠の汚染> ■けーし風107号(新沖縄 […] 渡辺 豪 2021.05.02 基地 政治 社会 対中国の「ミサイル要塞」にされていく南西諸島――国民を「捨て石」にする戦争を繰り返してはならない 南西諸島の島々に、陸上自衛隊のミサイル部隊が配備されつつある。有事の際、相手国の航空機や艦船をミサイルで攻撃して食い止めようという作戦で、「仮想敵」は中国人民解放軍だ。背景には、中国を「国際秩序に挑戦する唯一の競争相手」 […] 川端俊一 2021.04.24 基地 政治 社会 草の根の民主主義定着を目指して―具志堅隆松氏らの上京を受けての所感 4月21日、具志堅隆松氏・北上田毅氏らが沖縄から上京、国と直接交渉を行った。遺骨が染み込んだ沖縄島南部の土砂を用い、辺野古新基地建設を進めるという蛮行を憚らない国に対し、その過ちを追及するためだ。 衆議院議員会館で、具志 […] 西尾慧吾 2021.04.22 ライフスタイル 基地 文化 一人一人が今すぐ出来る動きを!―遺骨で基地を作るな!緊急アクション! 現在沖縄で、人としての過ちが行われようとしている。国が起こした戦争の犠牲者の遺骨が染み込んだ土地から採取した土砂を、新たな戦争を生み出す基地の「建材」に利用しようというのだ。国家による、戦没者・遺族の尊厳と人権の蹂躙。こ […] 西尾慧吾 2021.04.18 基地 政治 社会 沖縄戦激戦地の土砂使用に自民も反対する理由 辺野古新基地建設の埋め立てに、沖縄戦の遺骨が多く残る本島南部の土砂を使用する国の計画に対し、沖縄では自民を含む各党相乗りで拒絶する動きが広まっている。 3月26日時点で県内12の市町村議会が、遺骨を含む可能性のある土砂を […] 渡辺 豪 2021.04.01 基地 政治 社会 自衛隊制服組の二重の背信~辺野古新基地「日米共用密約」の問題点 沖縄タイムスと共同通信が合同取材で特報した、辺野古新基地を陸上自衛隊が米軍と共同使用する問題は、自衛隊制服組による二重の裏切り行為といえる。それは、シビリアン・コントロール(文民統制)からの逸脱と沖縄の人々に対する背信で […] 半田滋 2021.02.19 基地 政治 辺野古新基地「日米共同使用」の歴史的文脈【下】 3.民主党政権下での模索 2008年1月に米国に発足したオバマ政権は、中国の政治的・軍事的・経済的台頭に対抗するべく、アジアへの「リバランス」を宣言する。一方、2009年9月、日本では政権交代によって民主党の鳩山由紀夫 […] 野添 文彬 2021.02.10 基地 政治 辺野古新基地「日米共同使用」の歴史的文脈【上】 はじめに 1月25日、沖縄タイムスと共同通信は、陸上自衛隊と米海兵隊が、普天間飛行場の代替施設として建設中の辺野古新基地に陸上自衛隊の離島防衛部隊である水陸機動団を常駐させることを2015年に極秘に合意していたと報道し […] 野添 文彬 2021.02.09 基地 政治 社会 南西防衛の問題点とは―兵站・補給、米中戦争の最前線、馬毛島― 1月25日、26日付の沖縄タイムスは、共同通信との合同取材で明らかになった事実として、陸上自衛隊(以下、陸自)と米海兵隊が、キャンプ・シュワブに陸自水陸機動団を常駐させることで合意していたと報じた。 民主党政権が主導した […] 山本 章子 2021.02.05 基地 政治 社会 辺野古新基地を「自衛隊が共用」の密約が発覚 沖縄を呪縛し続ける辺野古新基地の計画は、水面下で根本的に変質していた。四半世紀の間ずっと、沖縄県民が聞かされてきたのはこんな三段論法だった。 (1)米海兵隊の普天間飛行場は日本の安全保障に不可欠 (2)だが宜野湾市のど真 […] 阿部岳 2021.02.03 ライフスタイル 基地 政治 沖縄戦の遺⾻眠る⼟まで頼る辺野古沖埋め⽴て ⽶軍基地の造成に、かつての⽶国との激戦地であり、今も⽇本の⺠間⼈や兵⼠の⾻が残る⼟が使われかねない。⽭盾に満ちた動きを⽇本政府がさらす現場は、またも沖縄だ。 菅義偉内閣の欺瞞を⼤きく三つ指摘する。 沖縄の⼆筋の苦難絡める […] 藤田直央 2021.02.02 基地 社会 経済 【書評】「沖縄経済入門(第2版)」(沖縄国際大学経済学科編) 「一人当たり県民所得は全国最下位」「(予測)実質成長率は全国トップ」 どちらも沖縄経済を評する際に用いられるキーワードであるが、どの指標を強調するかによって、印象は異なってくる。では、実際の沖縄経済を、私たちはどのように […] 島田尚徳 2021.01.22 基地 政治 社会 石垣島の住民投票を求める裁判、ここだけは押さえてほしい点、ここだけは理解してほしい点 未だ多くの方が良くわかっていなかったり、誤解していたりする石垣島への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票の裁判。その裁判の控訴審が1月20日から福岡高等裁判所那覇支部ではじまる。住民投票の義務付けを求める裁判は全国でも […] 安里長従 2021.01.09 ライフスタイル 基地 社会 – 異質の意味 –緑ヶ丘保育園への米軍機部品落下事故から3年 みなさんが見上げる空は何色だろう。 その土地の様々な夜空が頭上に広がっているはず。 12月にもなると、さすがの南国沖縄でも日が暮れるのが早い。仕事を終え、娘を学童に迎えにいって帰宅する19時過ぎ、辺りはすっかり真っ暗だ。 […] 明 有希子 2020.12.17 ライフスタイル 基地 社会 沖縄で安全保障を研究する意味 ラッキーナンバー41 私事で恐縮だが、拙著『日米地位協定』(中公新書、2019年)が2020年度の石橋湛山賞を受賞した。偶然にも、41歳で第41回同賞をちょうだいすることになった。ちなみに、同じく今年1月に受賞した沖縄研 […] 山本 章子 2020.12.06 基地 政治 社会 「辺野古」の完成を悲観する米シンクタンク 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が11月に発表した報告書で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設として名護市辺野古で建設が進む新基地について、「完成する可能性は低い」と分析していることが分かった。要 […] 渡辺 豪 2020.12.02 ライフスタイル 基地 文化 遺骨収集と辺野古埋め立て 辺野古の新基地建設に向け、防衛省沖縄防衛局が沖縄県に提出した工事の設計変更承認申請の内容が、思わぬ波紋を広げている。埋め立てに使う土砂を、沖縄戦の激戦地だった沖縄本島南部から採取することが新たに盛り込まれたからだ。 「戦 […] 渡辺 豪 2020.10.15 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 … 10 進む