基地 政治 環境 「なし崩し」で進むのか~新設の陸自石垣駐屯地「反撃型ミサイル」配備への懸念 比嘉 盛友 2023.04.07 基地 政治 社会 「台湾有事」狂想曲~誰が戦うのか ウクライナ戦争は、核大国が核を持たない主権国家を公然と侵略したことで世界に衝撃を与えた。もっとも、同じ構図は重大な先例として、米国が仕掛けたベトナム戦争やイラク戦争を挙げることができるのであって、民間人の犠牲者数はウクラ […] 豊下楢彦 2023.02.26 基地 政治 社会 「穀雨南風」⑯ ~ 防衛大転換と民主主義、そして哲学 「出来レースじゃないですか」 私たちはなぜ議論によって互いの理解を深め、よりよい結論を導き出すことが得意ではないのだろうか。もしそうなら民主主義というものが、いまだ私たちの社会に根付いていないということなのだろうか。 去 […] 松原 耕二 2023.01.29 政治 文化 社会 沖縄県ヘイト解消条例骨子案に対するパブリックコメント~差別及び差別扇動からの平等な保護を 沖縄県は昨年12月5日、「差別のない人権尊重社会づくり条例(仮称)」の年度内制定を目指すとし、骨子案を公表した。パブリックコメントによる意見募集を本年1月6日まで行う。骨子案では、「本邦外出身者」への差別的言動が確認され […] 安里長従 2023.01.02 基地 政治 社会 「台湾有事キャンペーン」を相対化することの重要性 台湾有事をめぐるアメリカ、日本、そして沖縄 かつて、「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」と言われた。日本経済がまだ脆弱で、アメリカに経済的に依存していた時代のことである。最近の台湾有事をめぐる議論を見ていると […] 宮城 大蔵 2023.01.01 文化 環境 社会 排除する者とされる者―差別と嘲笑のまなざし 【おすすめ3点】 ■復帰50年 沖縄子ども白書2022(かもがわ出版) 児童福祉、保育、学校教育、医療などの専門家の活動報告 ■沖縄とセクシュアリティの社会学(玉城福子、人文書院) ポストコロニアル・フェミニズムの視点か […] 渡辺 豪 2023.01.01 基地 政治 社会 荒唐無稽な「敵基地攻撃」論 ウクライナ戦争と国連「軍縮アジェンダ」 ウクライナ戦争を奇貨として日本政府は、戦後の防衛政策の大転換となる「敵基地攻撃能力」の保持に踏みだし、今後5年間で防衛費に43兆円もの巨費を投入するという防衛力整備計画を打ち上げた […] 豊下楢彦 2022.12.07 ライフスタイル 基地 社会 「33個、1人で持てますか?」本土で通じない沖縄の常識と本土の無意識の非常識 関東圏で生活し8か月が経った。 ”基地のそばで暮らすということ”という題材で、宜野湾市民だった日常を伝える活動を行っている。 たくさんの方に、基地があるが故の理不尽で異常な日常を伝える。画面に映し出される、普天間基地上空 […] 明 有希子 2022.12.04 基地 政治 社会 沖縄の「運動」を揶揄するツイッターに群がる人々 「狡猾さ」も消え失せたネット世論の熱狂 実業家のひろゆき氏がツイッターでつぶやいた、沖縄・辺野古の新基地建設に反対する座り込み運動を揶揄するツイートが波紋を広げた。「よく知らないが、なんとなく気に食わない」ものが標的にされる社会。放置していいはずがない。 沖縄 […] 渡辺 豪 2022.10.29 政治 文化 社会 ひろゆき氏への非難を超えて―今こそヤマトが変わるとき 辺野古の座り込みを嘲笑するひろゆき氏の発言が大きな非難を招いている。彼のAbema TVでの発言も本当に酷く、あのような番組を沖縄の方々に見せてしまったことが心底申し訳なかった。 ひろゆき氏は、日数のカウント方法の揚げ足 […] 西尾慧吾 2022.10.09 ライフスタイル 基地 政治 「そこに人々が生活しているという理解があるのか」 沖縄の歴代知事が保革を越えて訴えてきたこと 今年は沖縄の日本復帰から50年。この間、沖縄県政を担った歴代8人の知事の生い立ちから県政運営に至るまでを論じた野添文彬著『沖縄県知事 その人生と思想』(新潮選書)がこのほど発刊された。沖縄国際大学准教授の野添さんに著作に […] 渡辺 豪 2022.10.08 基地 環境 社会 国家という暴力に対する抗いは暴力にあらず 抵抗だ 「抵抗―国家という暴力との闘い―」 2022年8月26日(金)、17時10分。 沖縄島北部に住むチョウ類研究者の宮城秋乃氏からメッセージが届いていた。私がそのメッセージを開封したのは19時45分頃だ。慌ただしく過ごしている日常の中で、それでも毎晩おこなって […] 中村之菊 2022.09.17 ライフスタイル 基地 社会 「妄想の中の沖縄」が拡散される背景 9月11日に投開票された沖縄県知事選は、辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄」が推す現職の玉城デニー氏(62)が、「容認」を掲げた佐喜真淳氏らを破り、再選された。知事選の結果は沖縄に何をもたらし、日本の民主主義に何を問 […] 渡辺 豪 2022.09.17 ライフスタイル 基地 環境 県知事選下の沖縄島をめぐる コロナ禍の経済疲弊、基地被害、そして戦争の脅威──。不穏な空気に覆われた沖縄で9月11日、県知事選が投開票される。住民は何を思い、未来に何を託すのか。沖縄本島を回った。 沖縄県知事選が告示された8月25日、沖縄戦最後の激 […] 渡辺 豪 2022.09.11 基地 政治 文化 犠牲を強いるのは誰なのか~民主主義の現在地 【おすすめ3点】 ■越境広場10号(同刊行委員会) 鼎談 金平茂紀×呉世宗×仲里効 ■沖縄は日本だ、沖縄が日本だ(真藤順丈、ニューズウィーク日本版6月28日号) 小説「宝島」執筆をめぐる秘話と沖縄への思い ■中国は尖閣 […] 渡辺 豪 2022.09.11 基地 政治 社会 沖縄は米国の「施政権下」にあったのか 2022年は、沖縄復帰50年ということもあり、報道等で「施政権返還」という用語が繰り返し聞かれた。玉城県政が作成した「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」にも、「日本国の施政権から分離された」「米国の施政権下にあ […] 安里長従 2022.08.22 基地 政治 社会 琉球弧の島々を戦場にさせない―8月6日、非核・非戦の誓いを込めて 今日は広島原爆の日だ。1948年の伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故の日でもある。軍隊・戦争で命や土地を奪われた全ての犠牲者の方々、とりわけ日本の侵略の犠牲にされた方々への反省・謝罪の気持ちを深め、非核・非戦を誓う一日にしたい […] 西尾慧吾 2022.08.06 ライフスタイル 基地 政治 参院選 中村之菊候補の戦い 参院選で「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る」ことを公約に掲げた候補がいた。批判も黙殺もものともせず、ひたすら「加害者は本土の私たちだ」と訴え続けた選挙戦。彼女はどんな思いで選挙に臨んだのか。 * * * 「沖縄は基地の […] 渡辺 豪 2022.07.18 基地 政治 社会 沖縄を無視した参院選―選挙後こそ、沖縄に向き合う運動の形成が急務! 参院選が終わった瞬間、政権が暴挙を再開した。沖縄では辺野古新基地建設反対を掲げた伊波洋一候補が勝利したにもかかわらず、松野博一官房長官は「辺野古が唯一」との方針を堅持すると発言、辺野古での工事も早速行われている。 岸田政 […] 西尾慧吾 2022.07.11 ライフスタイル 基地 政治 ある「右翼」の問いかけ――「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る」という劇薬 6月22日に公示された参院選の東京選挙区で、「右翼」の女性が立候補した。中村之菊(なかむら・みどり)氏。「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」代表。選挙戦で掲げる主張は党名の通り、沖縄の米軍基地を東京へ引き取る、こと。日米 […] 川端俊一 2022.06.26 ライフスタイル 政治 文化 ドキュメンタリー映画「教育と愛国」に込めた思い~斉加尚代さんインタビュー 全国で公開中のドキュメンタリー映画「教育と愛国」。政治の圧力によって忖度を強いられる教育現場のリアルは、さながら「政治ホラー」の様相も帯びる。監督を務めた大阪の毎日放送(MBS)ディレクターの斉加尚代さんに作品に込めたメ […] 渡辺 豪 2022.06.20 ライフスタイル 政治 社会 記録する闘い~『ニュース女子』高裁判決が浮き彫りにしたもの 雷雨のなかで、東京高裁へ 東京高等裁判所を目指し、昼過ぎに東京駅に降り立った私は、暗い雲に覆われた空と鳴り響く雷に動揺しました。見慣れた風景がどこか異空間に見えてきて、これから聞くことになる判決は大丈夫だろうかと不安に襲 […] 斉加尚代 2022.06.17 基地 政治 環境 ウクライナと「破滅への道」 「核共有」という選択 かつて米軍は「北ベトナムを石器時代に戻してやる」と公言し、全土の焦土化にむけて沖縄を拠点に第二次大戦時を越える無差別空爆作戦を3年間にわたり展開したが、この恐るべき戦争犯罪を想起させる事態がロシアの […] 豊下楢彦 2022.06.15 政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【下】 2021年11月に発刊された『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク刊)の共編者、秋山道宏・沖縄国際大学准教授(39)、古波藏契・明治学院大学社会学部付属研究所研究員(31)、前田勇樹・琉球大学附属図書館一般職員(31) […] 渡辺 豪 2022.06.15 政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【中】 2021年11月に発刊された『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク刊)の共編者、秋山道宏・沖縄国際大学准教授(39)、古波藏契・明治学院大学社会学部付属研究所研究員(31)、前田勇樹・琉球大学附属図書館一般職員(31) […] 渡辺 豪 2022.06.15 政治 文化 社会 編者が語る~座談会「つながる沖縄近現代史」【上】 2021年11月に発刊された『つながる沖縄近現代史』(ボーダーインク刊)の共編者、秋山道宏・沖縄国際大学准教授(39)、古波藏契・明治学院大学社会学部付属研究所研究員(31)、前田勇樹・琉球大学附属図書館一般職員(31) […] 渡辺 豪 2022.06.15 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・後編》 紆余曲折の末、旧来の「保守」勢力と、石垣初の「保・革共闘」による対決となった石垣市長選。結果は、「保守」が推す現市長の中山義隆(なかやま・よしたか)氏が、「保・革共闘」の砥板芳行(といた・よしゆき)氏に2454票差をつけ […] 川端俊一 2022.06.03 基地 政治 文化 有事の覚悟を迫る本土 復帰50年の現実 【おすすめ三点】 ■新版 沖縄の民衆意識(大田昌秀、新泉社) 新聞記事から近現代の沖縄民衆の意識を掘り起こす ■つながる沖縄近現代史―沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム(前田勇樹・古波藏契・秋山道宏編、ボーダー […] 渡辺 豪 2022.06.03 基地 政治 社会 「日本一幸せあふれるまち」にミサイル部隊がくる――沖縄・石垣島でおきていること《市長選・前編》 陸上自衛隊のミサイル駐屯地建設を認めるか否か――。それ自体はもはや争点ではなかったが、政治的立ち位置を見定めるためには依然、重要な指標であった。2022年2月27日に投開票が行われた沖縄県石垣市長選で、自民・公明が推す現 […] 川端俊一 2022.05.18 基地 政治 文化 全国で「憲法」がどう報じられているか 沖縄と縁が深い「ウルトラマン」シリーズの新作が昨日、公開された。同じ円谷プロが手掛けた特撮映画の代表作が「ゴジラ」だ。沖縄が日本から切り離されて間もない1954年に、〝水爆大怪獣映画〟として生まれた。そこでは防衛隊の名称 […] 山田健太 2022.05.17 戻る 1 2 3 4 5 6 7 … 14 進む