政治 文化 社会 「他人事ではない」語り継ぐ南洋戦 山本 章子 2020.07.23 基地 政治 社会 自民党内の「辺野古見直し論」は何を意味するのか 政府が秋田、山口両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を決めたことなどをきっかけに、安倍政権が沖縄で推進している辺野古新基地建設にも疑問の目が向けられている。背景には、新型コロナウイルス対策に巨 […] 渡辺 豪 2020.06.29 ライフスタイル 政治 社会 司法が認めた沖縄戦の実態④~慰霊の日 75年前の沖縄は戦場だった 6月23日、沖縄は慰霊の日を迎える。これは太平洋戦争で唯一地上戦を経験した沖縄で、日本軍による組織的な戦闘行動が終わった日だ。よく、新型コロナ禍は戦争だと表現する人がいる。つまり今、我々は戦場にいるんだと。本当だろうか? […] 文箭祥人 2020.06.21 基地 政治 社会 日米地位協定の本質とは?―米軍の「特権」批判では見えぬ解決策― 玉石混交の新聞各紙「日米安保60年」特集 2020年は戦後75年、日米安保条約改定60年ということで、新聞各紙が日米安保条約や日米地位協定の特集を組んでいる。歴史から問題の起源をひもとき、現状と課題を問うという趣旨はどの […] 山本 章子 2020.06.02 政治 文化 社会 「アベノーマル」から「ニューノーマル」の時代に向けて ポストコロナ、ウィズコロナ、コロナ新時代、ニューノーマルなどのフレーズが飛び交っている。首相の会見や厚労省のホームページでも「新しい生活様式」というような表現がさかんに使われるようになり、日常のライフスタイルからワークス […] 辻野晃一郎 2020.06.01 基地 政治 社会 嘉手納爆音訴訟「国際法」で門前払い? ~対米訴訟で問われる最高裁判断 「国際慣習法」というとらえがたいものを根拠に、「在日米軍に日本の法律は原則不適用」としてきた日本の裁判所が問われている。同様の説明をしてきた日本政府の根拠の空洞ぶりが露呈するなか、在日米軍基地訴訟で最大規模の原告約2万2 […] 藤田直央 2020.05.31 基地 政治 経済 コロナ禍の沖縄~「危機の本質」を見極める 押し寄せる新型コロナウイルスの脅威と、国の辺野古新基地建設工事のゴリ押し、さらには中国公船の尖閣への領海侵犯……。沖縄は幾重もの荒波に同時に見舞われている。こんなときだからこそ、「危機の本質」を見失ってはならない。 「観 […] 渡辺 豪 2020.05.11 ライフスタイル 基地 政治 司法が認めた沖縄戦の実態③ 例えば、今、私たちは新型コロナウイルスに感染することを避けるため、外出を自粛している。ただ、実際には外出して直ぐに感染するわけではない。 では、例えば、あなたが家にいて、家から一歩でも出ればウイルスに感染するとする。その […] 文箭祥人 2020.04.30 基地 政治 文化 危機管理と民主主義 【おすすめ3点】 ■モモトVOL39(編集工房東洋企画) 特集「民主主義について」で沖縄の自治や人権を多角的に議論。 ■沖縄発 新しい提案(同実行委編、ボーダーインク) 沖縄内外の市民らが「辺野古」の民主的解決を提案。 […] 渡辺 豪 2020.04.28 基地 政治 経済 コロナ危機の今こそ辺野古移設計画の見直しを コロナ危機の最中での設計変更申請 4月21日、日本政府は、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐって、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を沖縄県に申請した。新基地建設予定地である辺野古の大浦湾には、66 […] 野添 文彬 2020.04.23 ライフスタイル 政治 社会 司法が認めた沖縄戦の実態② なぜ 、大阪から沖縄へ行くのか 「沖縄戦での被害者の傷は癒されることなく続いている」 それは小冊子に書かれていた。2009年だったと思う。私は大阪の放送局で記者をしていて、太平洋戦争中に起きた大阪空襲の被害者を取材してい […] 文箭祥人 2020.03.24 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【下】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.12 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【中】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.11 基地 政治 社会 なぜ普天間の「高知移設案」は幻に終わったのか【上】 政府が民主主義を曲げてまで新基地を強行するドグマ「辺野古が唯一」。しかし、実は1990年代以降に本土移設の可能性が検討され、一時は実現へのレールに乗り、国内政治の力学の内に潰えていった。そんな知られざる経緯が当事者の証言 […] 安里長従 2020.02.10 基地 政治 社会 あまり知られていない名護市議会の意見書と決議 名護市議会が可決した意見書 昨年9月26日、辺野古区が所在する名護市議会が、「新しい提案」の陳情を受け、辺野古新基地建設中止と普天間基地の県外・国外を公正で民主的な手続きにより解決することを求める意見書を賛成多数(賛成1 […] 安里長従 2020.02.06 基地 政治 環境 血税の垂れ流しが続く 沖縄の辺野古新基地の完成が2030年代以降にずれ込むことを国が認めた。今年もこう着状態が続くのは必至。無謀な政策の末路は依然不透明だ。 「普天間飛行場の一日も早い危険性除去という『辺野古』の根拠が失われた」 辺野古新基地 […] 渡辺 豪 2020.01.25 基地 政治 社会 かすむ本土の当事者意識~沖縄の全国キャラバンへの視点 「沖縄の民意」を踏まえて米軍基地問題の議論を深めてもらおうと、沖縄県は玉城デニー知事が全国を巡る「トークキャラバン」を続けている。全国の人に沖縄の声を届け、「自分ごと」として考えてもらいたい―。この呼び掛けに、「本土」の […] 渡辺 豪 2020.01.13 基地 政治 社会 子を守りたいという声はなぜ届かないのか~安全より国防優先の日米地位協定~ 事故後も変わらぬ米軍の学校上空飛行 「皆さんは今、日本は平和だと思っているかもしれませんが、同じ日本に生きている私たちの子どもの空は、毎日危険にさらされていると思います。」「沖縄の子どもたち、県民の命を守ってほしい。」 […] 山本 章子 2020.01.10 政治 文化 社会 穀雨南風⑬~リベラルの罠 ネット上にはもうひとつの沖縄がある。 何かというと、攻撃的な言動やフェイクにさらされるのだ。 沖縄で反対運動をしている人の多くは沖縄の住民ではない、日当をもらって仕事として参加している本土の活動家だ。その裏には中国がいて […] 松原 耕二 2020.01.06 基地 政治 文化 「片時も用心を怠ってはならない」 【おすすめ三点】 ■首里城を救った男(野々村孝男著、ニライ社) 昭和初期の首里城大修理に尽力した関係者の功績をたどる ■首里城への坂道(与那原恵著、筑摩書房・中公文庫) 戦後の首里城復元に多大な貢献を果たした鎌倉芳太郎の […] 渡辺 豪 2019.12.29 基地 政治 社会 石垣市自治基本条例の廃止議案をめぐる法的問題点 石垣市議会与党が提案した石垣市自治基本条例を廃止する議案が16日、市議会12月定例会最終本会議で採択され、賛成10対反対11の賛成少数でかろうじて否決された。賛成が上回れば全国初の自治基本条例廃止となる異例の事態であった […] 安里長従 2019.12.25 政治 文化 経済 首里城復元は「国主導」でいいのか 正殿などが焼失した首里城の復元に向けて、政府は年度内をめどに工程表の策定を目指すことを決めた。「国主導にならないか」。地元・沖縄の人々には複雑な感情もある。 「政府として、復元に向けて責任を持って取り組む」 首里城復元に […] 渡辺 豪 2019.12.22 基地 政治 文化 首里城再建をめぐる政治力学 2019年10月31日未明。木造の正殿が燃え上がり、北殿、南殿・番所もろとも全焼。鎮火までの11時間、火は書院・鎖之間、黄金御殿、二階御殿にも広がった。 首里城の再建をめぐり、すでに政治は動き始めている。2022年度から […] 山本 章子 2019.11.04 基地 政治 社会 日米地位協定はなぜ改定されないのか 回路をこじ開けたトランプ大統領 前回の論考(「基地問題を考える回路を取り戻す」https://okiron.net/archives/1393)で私は、「日米安保条約」が「日米同盟」の中核にあるという考えが2000年代に […] 平良好利 2019.10.31 基地 政治 社会 沖縄報道~戦争による断絶の歴史から考察する 沖縄県石川市(現うるま市)の宮森小学校に米軍ジェット機が墜落し、多数の死傷者が出た1959年6月30日から60年が経つ。2019年のこの日、東京でそれを伝える番組や記事はごくわずかだったが、地元では様々な番組や新聞連載が […] 山田健太 2019.10.03 政治 社会 経済 【書評】小濱武著『琉球政府の食糧米政策~沖縄の自立性と食糧安全保障』 本書の著者である小濱武氏は1986年生まれであるが、「『1995年』を体感しながら育ち」(191頁)と書いてあるので、10代の多感なときの経験を研究の肥やしにしたのであろうか、沖縄問題への何らかのこだわりを感じる本である […] 高江洲昌哉 2019.09.16 政治 文化 社会 沖縄の政治家は保守も革新も瀬長亀次郎の残像を残している 夕暮れ時、大阪・大正区の広場で集まった人々の視線を浴びる男性。ギターを弾き、熱唱する。 「And darling,darling,stand by me……」 よく通る声がほろ酔い気分の観衆の耳に心地よく響く。 「凄い […] 立岩陽一郎 2019.09.14 政治 社会 経済 政治の未来 沖縄を糸口に 歴史的に見て沖縄には、そのときどきの日本の政治的な傾向が極度に凝縮されて立ち現れるところがある。 明治維新での中央集権化は琉球王国の解体と沖縄県の設置という大変動をもたらし、「一億玉砕」が呼号された太平洋戦争の末期には、 […] 宮城 大蔵 2019.09.11 基地 政治 社会 地上イージス配備で揺れる秋田で「沖縄」が語られる理由 北朝鮮の弾道ミサイルに備える兵器として政府が導入を急ぐものの、配備候補地とされた秋田市で反対が強まっている「イージス・アショア」。その地に最も近い住宅街で子育て中の母親たちが集まり、意見を交わした。 日本を守るためとはい […] 藤田直央 2019.09.01 基地 政治 社会 米軍再編計画の行方~米国防権限法案成立を前に 「見直し」の意思表示 8月中旬、屋良朝博衆議院議員(新外交イニシアティブ評議員)とワシントンを駆け回った。夏休みで多くの人々が街を離れ、議会も閉会中。「成果があるか」と思いつつ動き始めたが、ふたを開けてみると「時には、こ […] 猿田佐世 2019.08.30 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 進む