基地 政治 社会 「普天間の危険性放置」の政治責任~SACWO設置に向けて 渡辺 豪 2019.03.13 基地 政治 社会 「辺野古が唯一」にファクトチェックを! それは私にとっては、過去のいまいましい記憶についての告白だ。23年前のことだ。 「普天間基地返還で合意」 NHK記者として沖縄に駐在していた1996年4月12日、宿泊先の東京のホテルで日本経済新聞の1面を見て絶句した。 […] 立岩陽一郎 2019.03.11 基地 政治 社会 「使えない辺野古」がなぜ「唯一の解決策」なのか 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への代替施設建設に伴う埋め立ての是非をめぐる県民投票で7割超の「反対」の民意が示された後も、政府は普天間の危険性除去には「辺野古が唯一の解決策」と呪文のように繰り返すばかり […] 渡辺 豪 2019.03.11 基地 政治 社会 「安保の無銭飲食」の罪と向き合う 「もし土地が軍事目的で求められるとなると、代わりに使える土地を見つけるのが困難となる。琉球の人々の感情に配慮して対応してもらいたい」(筆者訳) 1957年6月21日に行われた日米政府高官の会談議事録だ。米国の公文書館で […] 立岩陽一郎 2019.03.10 基地 政治 社会 沖縄県民投票を生かす道は なぜ沖縄の民意に関係なく進めることができるのかー。 昨年(2018年)の沖縄県知事選挙と同様に、今回の県民投票もその結果がどうであれ、辺野古移設を推し進めるというのが安倍政権の姿勢である。そうした姿勢をとり続けることがで […] 平良好利 2019.03.08 基地 政治 社会 「辺野古見直し」を政治の回路に乗せる~玉城デニー知事インタビュー【後編】 県民投票の結果は「辺野古見直し」の後ろ盾となる大きな一歩だが、一里塚に過ぎないのも事実だ。そうした中、SACO(沖縄における日米特別行動委員会、96年に普天間飛行場の代替施設を「沖縄本島東海岸沖」に建設することなどを最終 […] 渡辺 豪 2019.03.06 基地 政治 社会 「辺野古見直し」を政治の回路に乗せる~玉城デニー知事インタビュー【前編】 「辺野古」埋め立ての是非を問う県民投票で7割を超える「反対」の民意が示された。その3日後の2月27日夜、玉城デニー知事が1時間超にわたるインタビューで政権への不信や沖縄の将来について語った。 心からの「反対 […] 渡辺 豪 2019.03.06 基地 政治 社会 沖縄県民投票をメディアはどう報じたか 辺野古新基地建設をめぐる政府言説の特徴は、隠蔽(はぐらかし)と誤導(印象操作)だ。 「1日も早い危険性の除去」に「最低13年かかる」ことは、あまりにも矛盾する<不都合な真実>だ。しかも工事の遅れは「沖縄県(民)の妨害」のためと責任転嫁をすることしきりでもある。[…] 山田健太 2019.03.05 基地 政治 文化 コラム 穀雨南風⑧ ~ 心のバトン 県民投票が終わったあと、その結果を無効化しようとするかのような動きが続いている。 日本維新の会の下地幹郎衆議院議員は結果が出たあと、こうツイッターに書き込んだ。 <「反対」43万4273票、「賛成」11万4933票、「どちらでもない」5万2682票、これに投票に行かなかった55万余の県民を加えれば、「反対」は43万人超、「反対以外」が計 71 万人との結果になりました> 松原 耕二 2019.03.03 基地 政治 社会 住民不在の安全保障政策―沖縄の二つの住民投票から見えるもの― 沖縄県民投票の結果 2月24日、米海兵隊普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古沿岸の埋め立て工事の賛否を問う県民投票の投開票が行われた。県民の約53%が投票して、「反対」43万4273票、「賛成」11万493 […] 山本 章子 2019.02.26 ライフスタイル 基地 政治 娘が見るウチナー 夕方、仕事を終え勤務先の那覇市から自宅のある宜野湾市へと車を走らせる。 ほぼ毎日上空を米軍機が通過する。[…] 明 有希子 2019.02.21 基地 政治 社会 県民投票「無視」でも安倍政権が背負う重荷 沖縄県名護市の辺野古新基地建設に伴う埋め立ての是非を問う沖縄県民投票が2月24日に迫る。「反対」が多数に上るのは必至の情勢だが、政府は投票結果にかかわらず工事を進める方針だ。しかし実際には、法的にも技術的にも政治的にも難 […] 渡辺 豪 2019.02.20 基地 政治 社会 1万4000筆の思いの行方~陸自配備に揺れる石垣島~ 石垣島中央に鎮座する於茂登岳のふもと、石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案は2月1日、石垣市議会(平良秀之議長、22人)で与党の反対多数で否決された。条例制定を求める市民1万4000人余りの思い […] 比嘉 盛友 2019.02.19 基地 政治 社会 コラム 穀雨南風⑦ ~ 沖縄の若者が抱いた疑念 沖縄の県民投票が告示された。 あとは静かに沖縄の人々の判断を待ちたいけれど、そのプロセスを見ながら感じたことを書いておきたい。 権利を守るために身体を張って訴える 「『辺野古』県民 […] 松原 耕二 2019.02.18 基地 政治 社会 核での本土防衛を期待された在沖海兵隊 『沖縄と核』の真相に迫る外交史料の公開 一昨年、NHKスペシャル『スクープドキュメント 沖縄と核』(2017年9月10日初回放送)が話題になった。イギリス出身のジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏が最初に解 […] 山本 章子 2019.02.11 基地 政治 社会 基地問題解決の方向性を考える 沖縄の過重な基地負担は、突き詰めれば戦後日本の「国のかたち」そのものにかかわる問題であり、その過重負担の問題に戦後日本の矛盾が凝縮的に詰まっている、というのがこれまでの私の議論であった。[……] 平良好利 2019.02.02 基地 政治 社会 山崎拓・自民党元副総裁にきく―沖縄をとりまく状況をどう見るか 自民党副総裁や幹事長などを歴任する一方、「国防族のドン」として自民党政権の安全保障政策の中枢を担ってきた山崎拓氏。その山崎氏はいま、沖縄をめぐる状況を深く憂えているという。どのような心情なのだろうか。山崎氏に話をうかがっ […] 宮城 大蔵 2019.01.24 ライフスタイル 基地 政治 民意と政治の乖離をどう埋めるか~「辺野古」が日本社会に問うもの 米軍普天間飛行場の返還をめぐる問題は2018年12月、国が移設先とする名護市辺野古の沿岸部への土砂投入に着手。沖縄県の玉城デニー知事が求める「対話」を踏みにじり工事が進む。米ホワイトハウスの請願サイト署名で国際的注目も集 […] 渡辺 豪 2019.01.18 ライフスタイル 政治 社会 「分断と対立」に一筋の光~陸自配備に揺れる石垣島 沖縄県内では、辺野古米軍基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票の全県実施の行方が話題になっているが、石垣島ではもう一つ注目されているものがある。島中央に鎮座する県内最高峰の於茂登岳のふもと、平得大俣地域への陸上自衛隊 […] 比嘉 盛友 2019.01.14 基地 政治 社会 辺野古工事ストップを!~署名20万 SNSで広がった賛同 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、2月の県民投票まで工事を止めるようトランプ米大統領に求める嘆願書への電子署名が、日本時間の1月8日に、開始から30日間の期限を迎えた。米政府が […] 村上一樹 2019.01.11 基地 政治 社会 最初から守られなかった「15年使用期限」―沖縄サミット決定20年に寄せて― 小渕恵三首相の訪米直前の1999年4月29日。翌年7月に日本で開催される、主要首脳会議(サミット)の会場の一つに、沖縄が選ばれたことが発表される。[…] 山本 章子 2019.01.03 基地 政治 社会 普天間・辺野古問題の「焦点」はどこにあるのか(下) 仲井真氏は、知事退任後に次のように胸中を明かしている。[…] 宮城 大蔵 2019.01.02 基地 政治 社会 普天間・辺野古問題の「焦点」はどこにあるのか(上) 歴史の中の現在」という言葉がある。今日、今月という「今」は、歴史の中の一コマであり、逆に今日、今週、今月と積み重なって日々の出来事は歴史となっていく。[…] 宮城 大蔵 2019.01.01 政治 文化 社会 コラム 穀雨南風⑥~「心を寄せる」と「寄り添う」の距離 天皇陛下がひとりの人間としての感情を、公の場でこれほど表に出したことがあっただろうか。およそ16分間の間に、天皇陛下は4度、大きく声を震わせた。[…] 松原 耕二 2018.12.25 基地 政治 社会 「忘却された歴史」―日本本土の米軍基地問題史を問い直す 在日米軍の「危険性」 安倍晋三政権が、辺野古での土砂投入に踏み切った今日、普天間移設問題は、沖縄県民のみならず、多くの日本国民が注目する重要な政治課題となっている。だが、沖縄米軍基地問題について、国民的な議 […] 吉次公介 2018.12.23 基地 政治 社会 土砂投入という「政治ショー」 今月14日、政府は辺野古の新基地建設現場に土砂の投入を始めた。全国メディアでも「とうとう後戻りできなくなった」というトーンで大きく報道され、生中継をしたテレビ局もあったという。【…】 宮城 大蔵 2018.12.18 基地 政治 社会 「沖縄に要らないものは本土にも要らない」論を問う 私たちは、辺野古新基地建設を止め、普天間基地の代替施設の県外・国外移転を国民的議論で決めるという公正で民主的な解決を目指すため、2018年5月に発刊した著書「沖縄発 新しい提案 辺能古新基地を止める民主主義の実践」(ボー […] 安里長従 2018.12.16 基地 政治 社会 4人に1人が投票できない!?「辺野古」県民投票 市民の力で実現した県民投票 玉城デニー沖縄県知事は2018年11月27日、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古沿岸の埋め立て工事の賛否を問う県民投票を、来年2019年2月24日に行うと発 […] 山本 章子 2018.12.14 基地 政治 社会 琉球政府行政主席公選50年に寄せて 968年11月10日に初めて実施された琉球政府行政主席公選で、沖縄戦から米軍占領下におかれた沖縄の「即時無条件全面復帰」を訴える、屋良朝苗氏が当選したことは、沖縄返還のターニングポイントとなった。[…] 山本 章子 2018.11.18 基地 政治 社会 玉城デニー新知事と沖縄県の自治体外交 玉城デニー新知事が誕生した。その要因についての分析はすでに多くなされているので、ここでは玉城新県政の政策、特に外交活動に焦点を当ててみたい。玉城は知事選出馬にあたり表明した政策案「新時代沖縄」の中で「3つのD」を掲げた。[…] 小松寛 2018.11.13 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 進む