基地 政治 社会 「閉塞感」という既視感 渡辺 豪 2018.02.12 基地 政治 社会 見失われる大局観 1997年の海上ヘリ基地をめぐる市民投票以降、名護市民は選挙の度に共同体が二分される過酷な状況におかれてきた。今回の選挙結果について、[……] 宮城 大蔵 2018.02.11 基地 政治 社会 名護市長選挙、それぞれの言葉【下】 小泉進次郎議員の演説が始まる前から、制服を着た高校生が大勢集まっていた。場所は名護高校前の交差点、集まっていたのはもちろん名護高校の学生たちだ。[…] 松原 耕二 2018.02.10 基地 政治 社会 名護市長選挙、それぞれの言葉【上】 「はいさいー、どうもです。名護市出身、具志堅っていいます」 投票日まで4日となった水曜の夜。現職の稲嶺進候補を応援する若者たちが集まる集会で、具志堅秀明さんが軽やかに話し始めた。[……] 松原 耕二 2018.02.09 基地 政治 社会 名護市長選挙の20年 1996年末に普天間飛行場の移設先として名護市辺野古が挙げられた後、名護市では代替施設となる海上ヘリ基地の建設の是非を問う市民投票が1997年12月21日に行われた。結果は、[…] 野添 文彬 2018.02.08 基地 政治 社会 繰り返される歴史~名護市長選と米軍再編交付金~ 2018年2月4日に投開票された沖縄県名護市長選は、三選をめざした現職の稲嶺進氏を、自民・公明党などが支援した名護市議の渡具知武豊氏がやぶる結果となった。[…] 山本 章子 2018.02.06 ライフスタイル 文化 社会 佐藤モニカ「名護の地図」20首 佐藤モニカは千葉県出身の歌人・小説家である。2013年から名護市在住。2014年に発表された連作「キャンベルスープ」は、同年の名護市長選挙の前後の日常を詠んだものである。今回、「キャンベルスープ」の作品と、その後の歌を含 […] 佐藤モニカ 2018.02.04 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その4】正しい国際比較 日本政府は安保改定以来、日米地位協定が「NATO並み」の内容だと主張してきた。そのせいで、同協定を批判する議論はどうしても、[…] 山本 章子 2018.02.03 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その3】「NATO並み」 日本と同じ敗戦国のドイツ、イタリアの米軍地位協定と比べて、日米地位協定は一方的に日本側が不利な内容になっている、という議論がある。[…] 山本 章子 2018.01.30 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その2】基地管理権 2018年の沖縄は、米軍機によるトラブルで幕を開けた。 1月6日、うるま市伊計島の海岸の、住宅地から100メートルほど離れた場所に、米海兵隊普天間飛行場に所属する[…] 山本 章子 2018.01.28 基地 政治 社会 問題は日米地位協定なのか?【その1】地位協定以前の問題 沖縄県は2018年1月から、基地対策課の職員を日本と同じく米軍が駐留するイタリアとドイツに派遣し、これらの国々における米軍基地の運用実態を調査している。[…] 山本 章子 2018.01.26 基地 文化 社会 沖縄で相次ぐ「米軍機事故」の責任を問う―事態局限に資する―【下】 沖縄県民は、在沖縄米軍、別けても海兵隊に対して、「まともな対応を示していない」、「安全措置について明らかにされないのは、事故原因を真面目に追及、善処していないからだ」と考える[…] 林吉永 2018.01.19 基地 文化 社会 沖縄で相次ぐ「米軍機事故」の責任を問う―事態局限に資する―【上】 日・米間に文化の相違があるように、陸・海・空、そして海兵隊といった軍種にも個性が際立つ文化がある。[…] 林吉永 2018.01.19 ライフスタイル 基地 環境 なんで空から落ちてくるの? 冬でも島ぞうりで登園。頑張って履かせた靴下もすぐポイッと脱いで、裸足で園庭を走り回る。大きなガジュマルの木の下で、[…] 明 有希子 2018.01.17 基地 政治 社会 在日米軍「印象操作」の背景を探る 2017年の「ユーキャン新語・流行語大賞」では、大賞の「忖度」「インスタ映え」に次ぐトップ10に「フェイクニュース」が入った。[…] 山本 章子 2018.01.15 基地 文化 社会 「砦」は守られるのか~『ニュース女子』に関するBPO意見を読み解く~【下】 BPOは「侮辱的表現のチェックを怠った」点を倫理違反のひとつとした。 『ニュース女子』沖縄特集のリポーターI氏は番組冒頭から「反対派の連中」と呼んだり、ゲート前で座り込む高齢者を揶揄したり、[…] 斉加尚代 2018.01.12 基地 文化 社会 「砦」は守られるのか~『ニュース女子』に関するBPO意見を読み解く~【上】 沖縄の米軍ヘリパッド建設への抗議活動を批判的に取り上げた東京メトロポリタンテレビジョン(MX)の『ニュース女子』沖縄基地問題特集(2017年1月2日放送)をめぐって、BPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会は[…] 斉加尚代 2018.01.11 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その7】 細川護煕、羽田孜とつづいた非自民連立政権は、第一次北朝鮮核危機に直面することになった。この危機の最中、外務省は水面下で当時、野党であった自民党に接近し、緊密な連携を模索する。政党政治、民主主義による外交・安全保障政策の統 […] 宮城 大蔵 2018.01.07 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その6】 朝鮮半島有事をめぐる日米間の「密約」は、沖縄返還交渉の際に失効したとされるが、その一方で、1990年代後半まで存続していたという指摘もある。第一次北朝鮮核危機をめぐるペリーの発言はこの論点に関わるものであり、また、密約の […] 宮城 大蔵 2018.01.06 基地 政治 社会 ペリーは何を語ったのか~「元米国防長官・沖縄への旅」を読み解く【その5】 第一次北朝鮮核危機の最中、米国国防長官として日本側に朝鮮半島有事の際の基地使用許可を求めたペリー。一方で日米安保条約には、朝鮮半島有事を事前協議の対象外とする「密約」があった。果たしてペリーは密約をどのように認識していた […] 宮城 大蔵 2018.01.05 基地 文化 社会 東京の大学生が“沖縄ヘイト”問題を考える【下】 辺野古で新基地反対運動の現場を目にしたゼミ生達は、さらに興味深い体験をしている。反対運動の現場では琉球新報の記者が取材中で、その記者はゼミ生達にも話を聞いた。[…] 米倉律 2018.01.04 基地 文化 社会 東京の大学生が“沖縄ヘイト”問題を考える【上】 ジャーナリズムやメディアを扱う新聞学科に所属する私のゼミナールでは、今年度の3年生のテーマを「沖縄ヘイトとジャーナリズム」とした。2017年夏には5泊6日のフィールドワークを沖縄で実施、秋以降には[…] 米倉律 2018.01.03 ライフスタイル 文化 環境 【インタビュー】宮本亜門さんと沖縄【下】 宮本亜門さんは39歳で沖縄への移住を決意し、沖縄本島南部の南城市内に家を建てた。東京や世界各地を忙しく飛び回る仕事の合間に、沖縄に「戻る」生活は1996年から2016年までの20年間に及んだ。亜門さんは今後、沖縄とどうつ […] 松原 耕二 2018.01.02 ライフスタイル 文化 環境 【インタビュー】宮本亜門さんと沖縄【上】 世界を舞台に活躍する演出家、宮本亜門さん。その亜門さんが沖縄を舞台に映画を撮り、自宅を建てて東京と行ったり来たりの生活をするなど、沖縄と深く関わっていることはよく知られている。ところが沖縄の家を売りに出すことに決めた亜門 […] 松原 耕二 2018.01.01 ライフスタイル 文化 社会 沖縄と本土との溝はなぜ「ある」のか 私が、沖縄本島北部の本部(もとぶ)町営市場で服作りのお店「ゴロニャー」を始めるきっかけになったのが、2015年の本部町議が告示される前々日の旦那の立候補宣言。[…] 親富祖愛 2018.01.01 ライフスタイル 文化 社会 沖縄に於ける、おかず、みそ汁、ご飯 初めての沖縄観光も数日目。観光客向けの「郷土料理」に飽きて、たまたま行き当たった大衆食堂に入る。壁に並ぶお品書きの短冊を眺めて、「おかず」「みそ汁」といったメニューに、「??」となった[…] 鈴木 英生 2017.12.31 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その③~ 1980年代に入って普天間基地返還問題が沖縄で政治論点化する中、西銘順治県知事は1985年と1988年に訪米し、米国政府に対し普天間基地返還を直接要請する。今回は、この西銘訪米を検討し、沖縄で求められていたのは何だったの […] 野添 文彬 2017.12.30 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その②~ 沖縄戦の最中に建設された普天間基地は、1970年代に入る頃から機能が強化された。今回は、こうした中で、地元で普天間基地返還を求める声が高まっていく過程についてみていきたい。 宜野湾市の普天間基地返還要求 1960 […] 野添 文彬 2017.12.29 基地 政治 社会 普天間基地「返還問題」の起源を探る~その①~ 本稿では、1980年代を中心に、普天間基地返還問題がどのように沖縄において政治論点化していったのかを歴史的に振り返って検討する。これを通して、1996年の日米合意以降に注目しがちな普天間返還問題を相対化し、そもそも沖縄では何が求められてきたのかを考える。[…] 野添 文彬 2017.12.27 ライフスタイル 文化 社会 【書評】じんがねーらん ―俵万智『オレがマリオ』の沖縄― 2017年は『サラダ記念日』刊行から30年という節目の年だ。30年前、瑞々しい相聞歌で日本中を席巻した俵万智は、その後も、歌人としての確かな実力を感じさせる『かぜのてのひら』(1991年)、少し危険な恋を描く『チョコレー […] 屋良 健一郎 2017.12.24 戻る 1 … 8 9 10 11 12 13 14 進む